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てっしゅう
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novelistID. 29231
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「美那子」 接点 二話

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「お金が欲しい理由があるんだと思うよ。うわさ通り可愛いとも言っていた。おれはあの店のフランチャイズ運営をしている企業の責任者だから、定期的に見回りに行かないといけない。時間的に美那子ちゃんがバイトをしている時だと顔を合わせてしまうけど、それは仕方ないことだよ」

「そんなあ~なるべく顔を会わせないで欲しい。美那子には理由を聞いて、私がお金を都合つけるようにするわ」

「やめさせるのは本人が納得しないと、無理やり断らせると溝が出来るぞ。父親は当然反対だろうから知られないようにしないといけないしな」

「芳之さん、そうね言う通りだわ。叱らずに穏やかに話をするようにする。秀一郎もきっと知っていると思うわ。何だか親って子供が大きくなると置いてきぼりにされるのね」

「まあ、それが親離れ、子離れという事だから必然だよ。俺たちは離れないからな。こうしているのが必然」

「もう一年になるね。あなたに誘われてから。こんなことになるだなんて考えてもみなかった。身体だけじゃなく心も今はあなたに夢中・・・」

「美樹、おれもだよ」

目と目があってキスをする。
シャワーを済ませてきたから、直ぐに美樹は芳之の男性を口に含んだ。丁寧に舐めてゆくといつものように咥えられないほどの大きさに膨らんでゆく。

「美樹は上手だなあ~とっても気持ちいいよ」

上目遣いで頷くと再び喉の奥へと誘い込み、前後に音を立てながら動かす。
よだれでヌルヌルになったところで口を離し、またがるようにして今度は自分の入り口にゆっくりと押し込んで行く。

「あ~ん、あたる~」

女性は子宮の入り口付近の感じるスポットが最高と言われている。十分にカタくなっていた芳之の大きさが美樹の中とピッタリと結合する。
男と女は相性がオーガズムへの決め手となる。単純な大きさとか持続時間が全てではない。

美樹が主導権を得たように後ろからと時折立ちバックを要求して、十分に濡れた後は向かい合って芳之の高速ピストンが一気に二人を昇り詰めさせる。
この日も大きな声を出しながら美樹は果てた。
続けて芳之も溜まっているすべてを出し切った。