はーい♡
「次は…蜂蜜 入れる?」
ポットからカップに紅茶を注ぎながら、私は豆ちゃんに尋ねました。
「お願いします」
「豆ちゃんって、ほんと甘党だよねぇ」
「はい♡」
クッキー完食して 満足そうな豆ちゃんの前に、おかわりの紅茶を差し出します。
「今日もまた、沢山食べてくれたねぇ。」
「美味しかったです!」
カップに伸びた豆ちゃん手が、途中で止まりました。
「でも…都ねーさま、大丈夫ですか?」
「え?」
「こんなに沢山クッキーを作るぐらい、ストレスが溜まる事が、あったたんですよねぇ…」
やっぱり気付いてない豆ちゃんに、私は苦笑します。
「…心配してくれて ありがと。」