小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
藍城 舞美
藍城 舞美
novelistID. 58207
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

Deep Fantasia 別エンディングバージョン

INDEX|4ページ/8ページ|

次のページ前のページ
 

 テーブルの前で、最初に会った人魚姫が歌い始めました。彼女の声が美しいのは言うまでもありません。良太郎の両隣に、彼女の歌声にうっとりしていると、人魚姫の姉のうち2人が座ってきました。彼の左側に座った人魚は彼の頭にオレンジ色のヒトデを載せ、
「いや〜ん、お似合い♪」
 と言いました。右側に座った人魚は、
「ねえ、頭をこっちに寄せて」
 と言いました。彼がそのとおりにすると、彼女は小粒の真珠でできたネックレスを着けてくれました。
「ほら、素敵でしょ」
 良太郎は、本当に楽しそう。

 すると、人魚姫の姉の別の1人が、1本の瓶を持ってきました。
(これはもしかして…)
彼女は瓶のふたを開け、グラスに中身を注ぎました。その液体は水色のラムネに似ていました。またも彼女に勧められてそれを飲むと、甘じょっぱい味がしました。でも、彼はその飲み物が気に入り、もう1杯おかわりしました。