小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!
二次創作小説
|
官能小説
ホーム
|
新規登録
|
novelist.jpとは
|
作品一覧
|
ランキング
|
コミュニティ
|
製本印刷
|
利用ガイド・ヘルプ
|
ログイン
マイページ | 小説の投稿 | 投稿作品の管理 | あしあと | メッセージ | プロフィール確認 | 設定変更
人気のタグ
|
ユーザー検索
|
コミュ検索
|
タグ
タイトル
紹介文
R-18作品を含まない
晴(ハル)
プロフィール
投稿作品を見る
お気に入り作家を見る
ブックマークを見る
novelistID. 59240
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン
>> PASSWORDを忘れた!
作品詳細に戻る
錆の雨
INDEX
|5ページ/5ページ|
前のページ
窓を見つめる一つの目は空中に浮かぶようにそこにある。体は消え、残ったのは一つの眼球とそれに付随する神経など、僅かであった。永遠に続くと思われる時間はどういうわけかこういう不思議な終わり方を迎える。
かろうじて残った瞼を閉じることができない。その一瞬で永遠が逃げてしまうような気がし、その一瞬が大きな意味を持っていると信じたからだ。最期の最期で瞼を閉じる一瞬さえ愛おしく思う、そんな惨めな人間が確に電車に座っていた。
作品名:
錆の雨
作家名:
晴(ハル)