京大英語で8割をとるための実証実験
この英作文を書くのに、主語が補語がという受験英語は無力だろう。また、資格英語のように暗記主体できた子も呆然とするしかない。自分で考えるしかないのだから。
有効な対策は、
「ある程度、自分で書いた英作文を添削してもらう」
しかない。だから、ある程度英語が書ける子でないと指導ができない。だから、大規模塾では無理な指導だ。添削するためには
「京大の二次試験で評価されるスタイルの英語はどのようなものか」
を、明確に知っている必要がある。でも、そんな講師は滅多にいない。
実証実験
自分の主張が正しいか否かを実証してみないと説得力に欠ける。それで、2つの方法を考えてみた。
(1)、Youtube やブログに自分の考えを書いて反応を調べる。
(2)、全国に通信生を募り、合格者が出るか調査する。
(1)については、動画再生回数が50万回を越えた(複数動画の合計)。アメブロ「受験生」ランキングで1位になった(当時)。通信生は、北海道から鹿児島まで申し込みがあり、合格実績は以下のようになった。6年連続(2018年現在)で、京都大学に合格者がでた(うち、3名は医学部医学科)。
2018年度
京都大学「理学部」、名古屋大学「医学部」(医学科)、慶応大学「医学部」(医学科)、広島大学「医学部」(医学科)、信州大学「繊維学部」、駒澤大学「経済学部」
2017年度
京都大学「工学部」、京都大学「経済学部」、九州大学「医学部」、東京医科歯科大学、大阪市立大学「医学部」、昭和大学「医学部」、京都工芸繊維大学、
2016年度
京都大学「医学部」、京都大学「理学部」、大阪大学「人間科学部」、名古屋大学「経済学部」、名古屋市立大学「医学部」、神戸大学「経済学部」、御茶ノ水大学「理学部」
2015年度
京都大学「経済学部」、京都大学「総合人間学部」、東京医科歯科大学、大阪大学「外国語学部」、東工大、名市大「薬学部」。
2014年度
京都大学「医学部」、大阪大学「医学部」、京都大学「工学部」、三重大学「工学部」。
以上の結果により、高学力の子たちには自分のコメントが歓迎されたことが分かる。一方、
「学校の先生(有名予備校の講師)と言うことが違う。おまえごときが」
という反応もあった。
作品名:京大英語で8割をとるための実証実験 作家名:高木繁美