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てっしゅう
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novelistID. 29231
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「サスペンス劇場 悪魔の契約」 第二話

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「私が初めてだということを聞いていますか?」

「ああ、もちろんだ。だから来たんだ」

「なら、いいです。満足させられないかも知れないって・・・感じたので」

「そんなこといいんだよ。おれに任せろ。しかし、キミのような綺麗な子がバージンだなんて信じられないよ。恋人はいなかったのか?」

「男性のことが好きになれなかったので」

「ほう、ひょっとしてレズなのか?」

「違います。子供のころから男子が怖いというか、傍に近寄られるとイヤだなあ~って感じてきたから、恋愛をするということが無かったの。なので、今からのことがどうなるのか分からないので、お話ししました」

「大丈夫だよ。痛いことはしないから・・・」

志奈は男性にされるがままに服を脱がされベッドに寝かされた。
体の隅々を見られ、指先が胸の先や茂みの奥に触れると、更なる嫌悪感が走った。
それでも我慢して目を閉じていると、大きく足を左右に開かれ指を中へ入れられた。

濡れてこないことに焦りを感じたのか、唾を大量に塗りつけて自分のカタくなったものを挿入し始めた。
痛みが来る、志奈は身体をのけぞらせたが、さらに押し込まれた。

「きついなあ~感じるぞ、志奈・・・」

そう言って腰をふる行為に涙が出てきた。
男に犯されるということが一番嫌だったことなのに、それを受け入れている自分に情けなさを感じたのだ。

志奈の涙を男性は好意的に捉えていた。
やがて声を出してすべてを出すと、横に寝てため息をついた。

「良かったよ。キミはどうだった?」

「痛かった・・・」

「痛くて泣いたの?」

「違います」

「ならいいけど。中に出したけど良かったかな?」

「わかりません。シャワーを浴びてきていいですか?」

「もちろんだよ。今日は泊まりだから、次は今より感じられるようになるよ」

「泊り?」

「聞いてないの?」

「はい」

「そうか、都合悪いのかな?」

「そうではありませんが、聞いていなかったのでびっくりしました」

「確認したら?」

「大丈夫です。ではシャワーを使って来ます」

志奈は泊まるということは聞かされていなかった。
男が眠ったら聞いてみようと思った。