もやもや病 10
95 遺伝子解析
遺伝子解析ということがどの病気にも研究されるようになって
もやもや病も先生方が研究されている
1つの話としては、この病気は1万5千年前にアジア圏で発生した病気らしい
遺伝性は、12%ぐらい
血液検査で、その遺伝子が見つかるけれど、見つかったからといってみんなが発症するわけではなく、今まで考えられていたように体質遺伝的な発症でしかないというので今のところの考えのようだ
遺伝子と、環境因子がどういう具合にかそろってしまったときに発症するということ
遺伝子の研究解明の前には、糖尿病体質とかガン家系とか言われるように体質遺伝的なものと考えれば良いだろうと言うことだった
遺伝子の解明で、治療法が見つかると良いと、期待する旨も多いけれど、遺伝子の解明のあとどのくらい掛かって治療とか予防とか出来るのか、何十年先の話かわからないけれど
これも研究班が存続されて、その中で先生方が頑張って下さることでしかない
病気によっては遺伝がわかっていて
親の介護をしながら50%の確率で自分も同じ病気になるかもしれないと恐れているような難病もあるようで、心が痛む
そんなことが解明されることの善し悪しを思わずに居られない