「新恋愛病院・不倫病棟」 第十二話
「ねえ?自分の性欲を満たしたい気持ちは誰にもあることだけど、お母さんはダメよ。あなたとこれからずっと暮らしてゆくんだし、やがて新しい兄弟も増える。お母さんの幸せはお父さんと仲良くすること、そしてあなたと妹さんが立派に成長して社会に出ることなの。世界中で優斗くんのことを一番大切に考えている人は、家族なのよ。継母とはいえ今は誰にも負けないお母さんよ。悲しませたら・・・ダメ」
「里紗さん、継母さんは本当にボクのことを思っていてくれているの?恥ずかしいことをして笑っていない?お父さんに言いつけたりしてない?」
「してないわよ。聞いたでしょ?お父さんは何も聞いていないって話したこと」
「うん、それならいいんだけど」
「優斗くんはカッコいいし、身体も大きいし・・・きっとあそこも大きいんでしょ?絶対にモテるから、彼女作りなさいよ」
「恥ずかしいよそんなこと言うなんて・・・彼女か、そうだな。気になっている子がいるから声掛けてみようかな」
「そう、そうしなさい。女は待っているからね。それとね、焦りは禁物よ。男子はスマートにそしてさりげない優しさが肝心ね」
「さりげない優しさって?」
「そうね、例えば食事のときなんかに調味料とかナプキンとか取ってあげるとか、話の途中でトイレ我慢しなくていいよとか、早めの時間で親が心配するといけないから帰ろうか、とか言うといいわね」
「覚えておきます。本当のこと言います。継母さんが家に来た時からボクの心は揺れていました。ある日夢精して・・・それから自分ですることを覚えたんです。継母さんの胸とか足とかお尻とか見ていると勃起して部屋で始めている自分がいました。里紗さんに言われて、自分がしてきたことを恥ずかしいと感じました。彼女を作って彼女と楽しみたいと思います。継母さんには悪いことをしてきました。謝りたいので、一緒に傍にいてもらえませんか?」
「本当?よかったわ。このことはお母さんにすぐに伝えるから待っててね。今日はご褒美に私が気持ちよく出してあげる。恥ずかしいと思わなくていいのよ。男と女はこういうことをするから」
里紗は優斗にシャワーを浴びるように頼んで、自分も一緒に浴室へ入った。
里紗の裸を見てすでに真上を向いていた男性自身は、これまで里紗が目にした誰よりも大きかった。
「優斗くんって・・・すごいのね。里紗は入れて欲しいぐらいだけど、初体験は彼女さんにお任せするわね」
しゃがんで口に含むとすぐにアッと声を上げて大量の精液を出された。
「ほら、こんなに出たわよ。若いのね~気持ちよかった?」
「最高でした・・・里紗さんはメチャ可愛くて好きになりました」
「嬉しいわ~でも、これっきりよ。それと、お父さんとお母さんにはこのことは内緒にしてね」
「もちろんです。早く彼女作りたい」
「うん、頑張ってね」
里紗の治療は鉄男を喜ばせた。また一つ病院に実績が増えた。
作品名:「新恋愛病院・不倫病棟」 第十二話 作家名:てっしゅう