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てっしゅう
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novelistID. 29231
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「新恋愛病院・不倫病棟」 第十一話

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「ええ~わたしのことを想像して?それはないですよ。一応母親ですよ」

「彼にとって母親は一人です。そこは好子さんもお判りでしょう?」

「それはそうですが・・・このまま暮らしてゆけば何か悪いことが起こる可能性があると先生は思われますか?」

「何か悪いこと?息子さんがあなたを求めるということを懸念しますか?」

「もし、先生の言われることが本当だとしたらそういう危険性もあるんじゃないかと思いました。身体の大きな子なので私には抵抗する勇気も出ません。そんなことになったら夫とは暮らせなくなります」

「わかりました。ご主人にお話しして息子さんとご一緒にここに来るように言ってください。まずは息子さんに本心を聞き出してから、どうするか考えたいと思います」

「夫に相談してみます。ありがとうございました」

「好子さん、ご主人には息子さんから受けている暴力だけのことで相談して来てほしいと言ってくださいね」

「わかりました」

暫くして好子の再婚相手の男性とその息子が医院へやって来た。

「小林様中へお入りください」

里紗の呼びかけで親子は診察室へ入った。
父親が口を開く。

「先生、妻から言われてきましたが、息子が暴力を振るっていたとは思えないのですが、ここに来て何と言っていましたか?」

「小林さん、奥様から何もお聞きされてないということですか?」

「はい、妻からは何も聞いていません」

「そうでしたか。では、優斗くんだったね、お母さんが何故ここに相談に来られたのか気付くことは無いですか?」

父親の顔色を伺いながら、話し始める。

「気に入らないことがあってちょっと足で蹴ったりしたことはあったけど、怪我させたほどじゃないし、病院へ相談に来るほどのことじゃないと思っていました」

「では、お母さんに暴力を振るっていたということは意識的じゃなかったということだね?」

「継母さんはボクが何故暴力的だと感じたのか疑問です。妹に聞いてください、普通にやっていると思います」

「そうですか。じゃあ少しお父さんに話を聞きたいので、優斗くんはここにいる里紗看護士と一緒に別の部屋で待っていてください」

案内されて優斗は恋愛小部屋に入った。目を疑うような造りに里紗の顔をじっと見つめていた。