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てっしゅう
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novelistID. 29231
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「新恋愛病院・不倫病棟」 第十一話

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両親が再婚していることでいろんな問題が出てくる。特に子連れどうしの場合は複雑な人間関係に悩まされたりする。思春期を迎えて抑えがたい欲望を家庭内暴力という形で発散することもあるのだ。

酷く疲れた表情でこの日訪れた女性は鉄男の前でしばらく泣き明かしてから落ち着きを取り戻し話し始めた。

「先生、申し訳ありませんでした。もう大丈夫です」

「そうですか。お辛いことがあるのですね。好子さんのお歳は35歳でしたね?」

「はい、そうです」

「ご主人はお幾つですか?」

「50になります」

「歳の差がありますね。再婚されたのですか?」

「ええ、二年前に縁があって再婚しました」

「今日はどういうお悩みでしたか?」

「はい、再婚した時に相手の連れ子さんが15歳の男の子と10歳の女の子がいたんです。私は独身でしたから子育ての経験はありません。これから生むことも考えているのですが、お兄ちゃんの暴力が酷くなってきて・・・子供を産むこともためらわれます」

「お兄ちゃんというのは、いま17歳になっている息子さんですね?」

「そうです。再婚した当時は普通だったのですが、高校に入学してからだんだんと私に対して言葉できつく言うようになってきて、ある時から蹴られたり、身体を押し付けたり、軽くですが手で顔以外のところを叩くようになりました」

「原因は何だとお考えですか?好子さんが息子さんに何か言った言葉が気に入らなかったとか無いでしょうか?」

「考えたのですが思い当たらないんです。あるとしたら・・・」

「あるとしたら何ですか?」

「そのう、ノックをしたつもりだったのですが部屋に入ったら・・・自分でしていまして・・・何でノックしないんだって強く怒られました」

「恥ずかしいことをしていたのを見られたというわけですね。それは怒りますね。そのあとからぐらいで態度が変わったのですか?」

「今考えるとそういうタイミングだったかも知れません。私が不注意でした」

「そうですね。子供部屋に入る時は気を使わないといけません。たとえあなたの本当のお子さんだとしても、思春期にはいろいろとあるものですからね。女の子ならまだしも、男の子はあなたのことを女性だと感じていますから恥ずかしくなったことでしょう」

「私のことを女として見ているということですか?」

「もちろんです。35歳でしょ?見た目、色も白く可愛いタイプだと好子さんは見えますから、ひょっとしたらあなたのことを想像して自慰行為をしていたのかも知れませんよ」