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てっしゅう
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novelistID. 29231
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「新恋愛病院・不倫病棟」 第十話

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上村に続いて早奈枝もシャワーを浴びてバスタオル姿でベッドに来た。
隣りで膝をついた格好でバスタオルを外すと上村の男性自身は十分なカタさに達していた。

「早奈枝さん・・・とってもきれいです。ボクと同じぐらいの年齢と聞いていましたが信じられません」

「上村さんも素敵よ。彼女さんがお二人もいるんですから、そこら辺の男性とは違うって思いますよ。でも、本当を言うと一人の女性と仲良くして戴けたらって感じます。私も女ですからね。最初の彼女さんに何か不満でもあるの?」

「不満ですか?それはありませんが、新しい彼女の方が若いし美人だし中も気持ちいいんです」

「そういうことね。きついこと言われても身体は魅力的というわけよね。何だか悲しいけど、セックスだけの関係ならそういう見方で選ぶことは仕方のないことだって男の人の気持ちは理解できる。正直に言って独身の上村さんは再婚を視野に入れて恋愛されているのかしら?」

「ええ、この年ですから早く再婚しないと出来なくなると考えています」

「もし、早漏が治って新しい彼女さんを歓ばせることが出来たら、その方と再婚へ向かわれるのね?」

「いえ、新しい彼女は結婚しているのでそれは無理です」

「不倫になるの?」

「そういうことになります」

「じゃあ、歓ばせなくてもいいと私は思います。上村さんがどなたかともしくは今のもう一人の彼女さんと再婚するときに別れづらくなりますよ。求めて来る気持ちが強い女性ほど別れにくいと思うけど違うかなあ?」

「不倫になる彼女は出会った時から離婚はしないって言っていました。なので、身体だけを求める付き合いだと思うんです。そのことが満足したいという思いに強く出ているのじゃないかと考えています」

「お分かりなのね・・・そう、私はあなたがここで鍛えられてどちらかの彼女さんと結婚するというためなら一肌脱ごうと決心したけど、両方と上手くやりたいという気持ちならやめておくわ。ごめんなさい、勃起させちゃってからこんなこと言うのは」

「早奈枝さん・・・ボクは悪い男なんでしょうか?求めてきたのは彼女の方からだったんです。ボクにはすでに彼女がいると言ったのですがそれでも構わないと言われて、ついつい。男ってそう言われてやめることなんか出来ないと思うんです。まして目の前の女は綺麗だし若いし」

「そうね、男性だからそういう部分は仕方ないと思うけど、それなら一回だけでやめるべきだったわね。心の迷いで浮気したと言うならそれほど強くは責められない。でも、何度もセックスしてより満足させてやりたいとここを訪れたのだから、すでに確信犯よ」