「新恋愛病院・不倫病棟」 第六話
恋愛内科の初日は無事終了した。
鉄男は里紗と早奈枝を誘って歓迎会を近くの居酒屋で開いた。
「今日は初日から早奈枝くんがいい仕事をしてくれて嬉しいよ」
「先生、前田さんみたいな男の人って結構多いんじゃないかと思うんです」
「そうだよな。男は経験が浅いとセックスも独りよがりとなるからな。女性は他の男性との経験があるとちょっとそういう部分で夫に不満を感じたりするのかも知れないね」
「私たちが恋愛について、こと性についてもっとたくさんのことを発信してゆかないといけないと思いました。今の若者は酷い内容のAVを見ているから、間違った女性の扱い方してしまいそうで心配です」
「私も早奈枝さんと同じ意見です。女性は気持ちの高揚が無ければ抱かれたいと感じないし、抱かれなくても素敵な男性と居る時間は充実を感じます。男の人は頭とあそこが別々なので時折デリカシーのない言葉や態度に出たりするので嫌ですね」
「あれ?それってボクに対して言った?」
「いいえ、違いますよ。先生はそんな男性じゃないでしょ?」
「そうだとは思うけどね、ハハハ~しかし、里紗くんは早奈枝くんのような女性としての先輩がいるから心強いだろう?」
「ええ、先生それはそう思っています。どんな石も磨けば美しく光りますが、元が綺麗だとより輝くと思います。人間は石ではないので磨くのは内面も大切だということですね」
「偉いね~恋愛内科も二人が協力してくれれば当分大丈夫だな。ボクは若い頃からの念願だった診療を始められてとても満足だよ。これも早奈枝くんと里紗くんとの出会いがあったからだ。人生というのは出会いだな・・・」
「人生は出会い・・・本当にそうだと思います。求める人と求められる人との出会いが運命を決めるんですね」
「運命は切り開くと言うから、その出会いをどう自分に活かすかということが重要なんだよ。人の悩みの大部分は人間関係だから自分が運命と感じていないのに欲望とか野心とかの穿った心で関係を築いてゆくところに悲劇が待ち受けているんだよね」
鉄男は里紗と早奈枝を誘って歓迎会を近くの居酒屋で開いた。
「今日は初日から早奈枝くんがいい仕事をしてくれて嬉しいよ」
「先生、前田さんみたいな男の人って結構多いんじゃないかと思うんです」
「そうだよな。男は経験が浅いとセックスも独りよがりとなるからな。女性は他の男性との経験があるとちょっとそういう部分で夫に不満を感じたりするのかも知れないね」
「私たちが恋愛について、こと性についてもっとたくさんのことを発信してゆかないといけないと思いました。今の若者は酷い内容のAVを見ているから、間違った女性の扱い方してしまいそうで心配です」
「私も早奈枝さんと同じ意見です。女性は気持ちの高揚が無ければ抱かれたいと感じないし、抱かれなくても素敵な男性と居る時間は充実を感じます。男の人は頭とあそこが別々なので時折デリカシーのない言葉や態度に出たりするので嫌ですね」
「あれ?それってボクに対して言った?」
「いいえ、違いますよ。先生はそんな男性じゃないでしょ?」
「そうだとは思うけどね、ハハハ~しかし、里紗くんは早奈枝くんのような女性としての先輩がいるから心強いだろう?」
「ええ、先生それはそう思っています。どんな石も磨けば美しく光りますが、元が綺麗だとより輝くと思います。人間は石ではないので磨くのは内面も大切だということですね」
「偉いね~恋愛内科も二人が協力してくれれば当分大丈夫だな。ボクは若い頃からの念願だった診療を始められてとても満足だよ。これも早奈枝くんと里紗くんとの出会いがあったからだ。人生というのは出会いだな・・・」
「人生は出会い・・・本当にそうだと思います。求める人と求められる人との出会いが運命を決めるんですね」
「運命は切り開くと言うから、その出会いをどう自分に活かすかということが重要なんだよ。人の悩みの大部分は人間関係だから自分が運命と感じていないのに欲望とか野心とかの穿った心で関係を築いてゆくところに悲劇が待ち受けているんだよね」
作品名:「新恋愛病院・不倫病棟」 第六話 作家名:てっしゅう