更新日時:2017-11-01 00:46:15
投稿日時:2017-11-01 00:15:27
サヨナラの唄 【序章】
作者: 波音渚
カテゴリー :歴史小説
総ページ数:1ページ [未完結]
公開設定:公開
読者数:0/day 5/month 603/total
ブックマーク数: -
いい作品!評価数:0 users
著者の作品紹介
時は幕末。
佐幕派と倒幕派が睨み合いを続けるその時代。
新撰組の前に、ある少女が現れた。
少女の名は小夜。
たった一人の女中であり、副長小姓。
なんとこの女子、とんでもない美少女でありながらとんでもない鈍感娘であった。
「おい小夜、お前は俺の小姓なんだから俺と相部屋でいいな。もちろん俺と毎日寝るんだ」
「ちょ、土方さん! それは狼と羊を一緒にするようなもんですよ!! 小夜、悪いこと言わないから僕と相部屋になろうね」
「おい総司抜け駆けはよくねぇなッ! 小夜、おれにしとけ」
「ぱっつぁーん!! あんたと小夜ちゃんを一緒にするのも危険だよ!! 小夜ちゃん、こんなおっさんたちほっといて、ボクと相部屋になっとこうね」
「おいおいこのムッツリ平助が。お前毎日鼻血出しすぎて死んじまうぞ。小夜ちゃん、オレとなら毎日気持ちよく寝られヘブッ!! ……ちょ、ハジメちゃん!?」
「…………」
「あははっ皆さんそんなに一人部屋が寂しいんですか? うさぎさんみたいで可愛いですね!」
くるり、くるり。
歯車は廻る。
小夜の正体、狂った男。
愛を知った彼ら、艶やかな髪。
最後に笑うのは誰?
今回は序章なのでテンションが低いですが、次回からコメディ通常装備で進行していきます。
佐幕派と倒幕派が睨み合いを続けるその時代。
新撰組の前に、ある少女が現れた。
少女の名は小夜。
たった一人の女中であり、副長小姓。
なんとこの女子、とんでもない美少女でありながらとんでもない鈍感娘であった。
「おい小夜、お前は俺の小姓なんだから俺と相部屋でいいな。もちろん俺と毎日寝るんだ」
「ちょ、土方さん! それは狼と羊を一緒にするようなもんですよ!! 小夜、悪いこと言わないから僕と相部屋になろうね」
「おい総司抜け駆けはよくねぇなッ! 小夜、おれにしとけ」
「ぱっつぁーん!! あんたと小夜ちゃんを一緒にするのも危険だよ!! 小夜ちゃん、こんなおっさんたちほっといて、ボクと相部屋になっとこうね」
「おいおいこのムッツリ平助が。お前毎日鼻血出しすぎて死んじまうぞ。小夜ちゃん、オレとなら毎日気持ちよく寝られヘブッ!! ……ちょ、ハジメちゃん!?」
「…………」
「あははっ皆さんそんなに一人部屋が寂しいんですか? うさぎさんみたいで可愛いですね!」
くるり、くるり。
歯車は廻る。
小夜の正体、狂った男。
愛を知った彼ら、艶やかな髪。
最後に笑うのは誰?
今回は序章なのでテンションが低いですが、次回からコメディ通常装備で進行していきます。
目次
P1... 序章