過ぎゆく日々
もういくつ寝ると
平成の終わり、令和の始まりが間近に迫ってきた。それに伴う十連休という長期休みも経験したことがない。これこそ、盆と正月が一緒に来るようなものだ、ということだろう。当然、旅行など計画している人は例年より多いに違いない。十日間、月の1/3も何もせずに過ごす方がある意味大変かもしれない。
でも、手放しで喜んでいる人ばかりではないと思う。カレンダーが休日でも、そこには必ず働いている人がいるからだ。
保育園が休みで働きに出られず困っているお母さんもいるだろう。また、病院が休みで心配な人も多いだろう。病やケガに休みはない。もちろん、応急診療や救急病院はやっているだろうが、どれほど混むことだろう。患者と医療従事者の悲鳴が聞こえそうだ。
結局は平常がいいということか。
それでもやっぱり、国を挙げての大々的な行事や、世間と共有する非日常的な雰囲気は心をワクワクさせる。何の予定もない私のような者であっても。
まもなく別れを告げる、平成という時代。
さようなら、そして、ありがとう。
平成 31年 4月 24日