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てっしゅう
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「空蝉の恋」 第八話

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ホテルでの翌朝は朝食バイキングで、私と洋子はパン食を、夫は和食を選んで食べた。
食べ終わって、出発時間まで30分ほどの間ホテル内の土産物売り場を見物した。

「ねえ、ママ。恵美子さんにお土産買わないの?」

「恵美子さんに?・・・そうね、コーチの分と合わせて二つ買って行こうかしら」

「コーチって何歳ぐらいの男性なの?」

「確か三十代半ばで、バツイチとか恵美子さんは話してたけど」

「ええ?独身なの。ねえねえ、カッコいい人?」

「う~ん、そうね、細身で背が高く、まあイケメンの部類かな」

「ほんと!ママよかったね」

「ええ?どうしてそう思うの?」

「だって、どうせ習うなら素敵な人の方が楽しいでしょう?違う?」

「まあ、それはそうだけど。恵美子さんがお気に入りだから、彼女は好きになっているかも知れないけど」

「恵美子さんってお幾つなの?」

「45だと思った。背も高くスタイルもいい人よ」

「へえ~、でも結婚されているのよね?」

「うん、子供さんはもう社会人だから今は仕事もやめて自由にしているって言っていた」

「ママと同じ身分なんだ。いいお友達が出来て良かったね」

「ありがとう。そうよね、大切にしなきゃ」

私は恵美子にお菓子と、コーチにハンカチを買って帰路についた。

年が明けて、約束の日の朝を迎えていた。

「洋子、今日は遅くなるかも知れないので夕飯は一人で済ませておいて」

「うん、分かった。楽しんできてね。忘れ物しないようにね」

「大丈夫よ」

バスタオルと着替えの下着も入れて、車で待ち合わせ場所まで行く。駐車場はショッピングモール内の共同パーキングに停めておけば無料なので助かる。
少し早めに着いたので、車から降りてモール内をぶらついた。

するとスマホに電話が掛かってきた。
恵美子からだ。

「もしもし、佳恵です」