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HAPPY BLUE SKY カッジュ新部署へ 1

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*ここからは、カッジュを【一美】と呼びます。混同しちゃいますので‥

「中村!藤村‥あの男は何だ?一美の元上官が何でこの席に立ち会うんだ?一美とはもう関係がないだろうが」
リビングで怒鳴っている声が聞こえた。中村先生たちはちょっと顔を見合わせて、
「あぁ‥後で一美に説明させる。それより、もう一度クギを刺しておくぞ。今度手を挙げたら、俺と藤村はおまえとの縁を切るからな。わかったな?立野」
「俺もだよ。中村と同じ考えだ‥叩いても何も解決せんよ。そんな躾はもう古いんだ」
親友2人に言われて、父親は言う事を利くしかなかったようだ。

また‥さとが今度は玄関で大声を挙げた。
「み‥瑞穂ネェ!か‥一美ちゃん!!瑞穂ネェだ」
一美は俺にトレーを渡して、廊下を駆けて行った。
そして‥玄関では立野ふたごの泣く声が聴こえてきた。中村先生がリビングから出てきて、俺の手からトレーを取って言った。
「すまんが、立野ふたご泣き止ませてくれ。玄関にいるのはふたご達の姉だ。瑞穂ちゃんだ‥いい機会だから呼び寄せたんだ」
「はい‥」俺は玄関に向かって歩き出した。