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HAPPY BLUE SKY 後編5

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少佐が私を別荘に連れて来た目的がわかった。私にはテキストやDVDを見せてもダメだと言う事をわかったらしい。少佐が考えていた事は、C国のマンションでは実現しにくい事‥あのマンションは二人で暮らしているけど、支部・N国のファイン支部からも随時連絡が入る。連絡が入る度に対応しなければいけない。だから、休暇と称してあのマンションを出たのだ。

「シャイなカッジュだ。連絡が入る度に顔を赤くしてさ。そんな事繰り返してみろよ!カッジュの体中の血液が沸騰するよ。連絡だけじゃない‥デリバリースタッフに変装したエージェントも出入りするからな。だからここに連れて来たんだ。それに俺はこの半年、休暇返上で働いていたんだ」

私の背中に軽く手を添えて、少佐は私の耳元でささやいた。
「新妻訓練だけど、プライベートも少し楽しませてくれ。35歳の彼氏に!カッジュだって楽しませてやるよ。10歳年上の彼氏が遊んでやるからな。アウトドアもインナイドアも」
少佐の言葉に、私は耳まで赤くなったのは言うまでもない。

HAPPY BLUE SKY 2 【後編】その5ー2に続きます。








作品名:HAPPY BLUE SKY 後編5 作家名:楓 美風