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普通の社会人
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駕与丁公園

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2016年4月4日、今日も午後から駕与丁公園に行った。
今日は、母と妹、そして妹の娘である私の姪が付いてくるというので、一緒に車に乗り込んだ。
姪はまだ5ヶ月で、ベビーカーでの参加だ。
平日の駕与丁公園はいい具合に人が少ない。
と言っても随時すれ違うくらいの人はいるので、人の多さとしては歩きやすいし、一人で歩いても寂しくない。
前日の雨で、桜が散り始めており、風が吹くと桜が舞い、その様子はとても美しい。
妹と母は、姪が起きてから散歩をスタートするということで、私一人が先に行ったのだが、4分の3ほど歩くと、母と妹が姪を連れて反対側から歩いてきた。
私は1周したかったので、妹と母、姪は来た道を戻ることになった。
散った桜はウォーキングコースの端に集まり、端を歩くと散った桜が若干水を含んで、滑りやすくなっている。
池の方に視線を向けると、水際にも散った桜が溜まっている。
すれ違う人と妹と母を比べてみると、妹と母は丸みを帯びている。
すれ違う人はもっとサイズが小さいというか、平たく言うと痩せている。
私も丸みを帯びている方だが、我が家族を俯瞰してみると、我が身が他人からどう見えているか、わかるというものである。

作品名:駕与丁公園 作家名:普通の社会人