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普通の社会人
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駕与丁公園

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2016年4月29日、今日も午後から駕与丁公園へ。
今日は大型連休の初日ということもあり、天気も朝から晴れていたことも手伝って、交通量は多かった。
県道の太宰府古賀線は下り、古賀から太宰府方面へ向かう方が2キロほど渋滞していた。
帰りは3号線から帰った方がいいな、と思いながら車を走らせる。
上りは幸い通常通りの交通量で、いつもと変わらず1時間ほどで到着。
駐車場は9割ほど埋まっていた。
公園内に入ると、人は多いものの大盛況、とまではいかなかった。
花見の時の方が多かったかもしれない。
すれ違った人は200人から300人ほどだろうか。
池の水位は、昨日の雨でやや高めだった。
一昨日よりも数センチほど下がったかもしれないが、ほぼ変わらない高さだった。
人の流れを見たくて途中、自動販売機があるところのベンチに座って定点で10分ほど観察してみたが、すれ違った人は20人足らずで、歩いていた方が動きがあって面白いかもな、と思った。
10分後、再び歩き始め、デッキに到着すると、水位の高さに多少驚いた。
あと50センチも水位が上がったら、デッキは水没してしまう。
しゃがんで手を伸ばせば、水に触れられるほどだ。
梅雨時に雨の日が重なったら、デッキは歩けないかもしれない。
デッキを通り過ぎ、バラ園に入る。
咲きっぷりは一昨日とあまり変わらない。
どこかの母親と娘が、バラを眺めながらスマートフォンで写真を撮っているようだ。
私もスマートフォンで写真を撮る予定だったのを思い出し、母娘につられるようにスマートフォンを取り出した。
3種類のバラを撮影し、早速家族にSNSで写真を送った。
今日は小さい子供連れの親子、犬の散歩など、あらゆる目的で公園を利用する人がいたが、とりわけ目立っていたのはジョギングを楽しむランナーだ。
平日は居ても2、3人ほどだが、今日は私が公園を利用した1時間だけで20人から30人ほどが走っていた。
ここのランナーの特徴は、本格的なスピードの人がほとんどおらず、初心者も参入しやすいスピードの雰囲気がある、ということだ。
思い立ったら誰でも始め易い土壌がある、とでも言おうか。
ランナーの年齢層も、20代から50代くらいまで居て、男性の方が多いが女性も走っている。
休日にジョギングを始めたい、という方には、駕与丁公園はお勧めかもしれない。
作品名:駕与丁公園 作家名:普通の社会人