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てっしゅう
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「歴女先生教えて~パート2」 第二十六話

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お盆休みが来て未海たちと朋美たちはそれぞれに約束の時間に富山駅にやって来た。
美穂は夫と話し合い、今回は実家の母親に子供を預けることにした。二泊するという事と、キャンプに行くという事を考えたからだ。
拓真と一緒に少し遅れて待ち合わせ場所に着いた。

「ゴメンなさいね、遅れて。紹介します。夫の拓真です」

そう美穂に言われて、拓真はニコッと笑って二人を見た。

「いえ、いいんです。私たちが早くに来たので。初めまして、未海と言います。
こちらは友達の佑太さんです」

「私は未海の同級生で朋美と言います。こちらは友達の颯真君です。ご迷惑でしょうが、よろしくお願いします」

「こちらこそ、よろしくです。美穂から聞いていますよ。旅行が楽しみです」

未海と朋美は目を合わせて少し顔を赤らめていた。それは拓真が想像以上にカッコよかったからだ。背も高く、細身で、優しい目つきにボーッとなっていた。
佑太も颯真も美穂たちに自己紹介をした。

富山発の特急「しらさぎ号」は、3時間37分かけて名古屋まで走る。

電車は、日本海を見ながら金沢~福井~敦賀と走り、名古屋に向かって南下してゆく。
米原~大垣~岐阜~一宮と停車して、終点名古屋に着く。

初めて見る名古屋駅に未海と朋美は驚いていた。

「先生!すごい駅ですね~都会に初めて来るから感激です」

「そうね、ここ数年でこの辺りの様子も変わってしまったわ。昔はこの駅のツインビルと目の前のトヨタが入っているミッドランドスクエアぐらいしか高いビルが無かったんだけど、今は高層ビルがたくさん出来ているから景色が変わったって思えるわね」

「先生これからご主人のお宅まで行くのですね?」

「そうね、地下鉄で行きましょう」

拓真の実家で父親が用意したワゴン車に乗り込んだ六人は、一路キャンプ地の板取川をめざして出発した。
岐阜県の西部にあるアユ釣りで有名な板取川は流れも穏やかで、透明度が高く、夏場には多くのバーベキュー目的や水遊びの親子連れで賑わっている場所だ。

上流まで曲がりくねった道路を走って、バンガロー村に着いた。
来る途中のスーパーでバーベキュー用の食材を買ってきた美穂はそれを冷蔵庫にしまい、拓真が夕食までの時間をどうするか聞いていた。