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股野 特大
股野 特大
novelistID. 38476
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私は夢見る夢子 エッチな夢を見る

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「高速で動く・・超合金シリコン製 メイド・イン・スマタビラ・・」
(おいおい,スマタビラってどこの国だ)
「値段は?」
さらにダンボの耳になり、思わず貯金残高を思い返した。
「15万円・・ちと高いな・・・保険は?」

期待した・・・。

「効かない?」聞き耳を立てている私にイノキはスマナイ顔をした。
頑張ってよ!私は目配せで応援した。オナニー用の右手をぜひ挿入・・いや、装着したいと思った。

「俺を誰だと思うイノキだ、コノヤローッ!」どすを利かすイノキちゃん。
「負けろっ!延髄蹴りだぞっ!!」
そうだ、そうだ・・・私はリングに上ったイノキのように応援した。
しばらくの後。向こうが折れたようだ。イノキ先生は勝ち誇ったようにフンフン頷いていた。
そして電話を切り
「高速オナニー用右手、三万円でゲットー!」とニヤリとして言った。
「ありがと~、先生!」私は思わず痛くない左手を差し出した。
ヨネックスのプロ用右手より全然嬉しかった。
「じゃ、明日また来るからね」
そして、その場を去っていった。

おいおい、こらこら夢だったらすぐその場で取り付けてくれるんちゃうんかいっ!?
私は興奮すると関西弁になる。

私はそれから起きたのか、寝てたのかよくわからない。

次にイノキ先生と会ったのは、やはり部屋に電磁波が走り、シュワちゃんの登場のような場面だった。
またしても裸だった。
私も入院生活が長くなり、一人エッチも我慢してたので、チラッと先生のおチンコが見えた時は興奮した。
「先生・・・右手は入手できたのですか?」
「待たせたな。ここにある」
なんだかちゃちな右手だった。メイド・イン・スマタ・・なんとかと言ってたが、なんだか不安になった。
先生はチンコを背中に時々当てながら、挿入、いや、私の肩に装着してくれた。
手首の所にボタンがある。
オイオイ、この時代ならデジタルじゃないのか?
強弱なんて、思いっきりダイヤル式のつまみだし、昔、隣のお兄ちゃんが弾いてたエレキのツマミと一緒だ。
「電源はいらない」イノキは言った。
「エレクトリックパワーチャージだ」
おぉ~~そこは未来だ(よく、わからんがカタカナはよさそーだ)
青いボタンを押す。ONだ。
赤いボタンはOFFだ。
思いっきりノスタルジーだしアナログだ。

私は青いボタンを押した。
中指がポコポコ動く(なんかぎこちね~)
ダイヤルを回す。
おぉぉぉぉ~~~、高速で指がポポポポポッと動く。
私の指のようで私でない。

「じゃ、説明書はここにあるから」と言ってイノキは病室を出ていこうとするのだが、何語かわからない。見たことない文字だし、わからんし・・・。

「先生、よく使い方・・・わかんな~い」と甘えてしまった。

イノキはちんちんブラブラさせながら近づいてきて、私の右手を取ると、なんの前戯もなく私の股間に新しいサイボーグの右手中指をあてがった。

ビィー~ん・・・高速で指が動く。

あんっ!
エロっぽさはないが、これはこれで濡れてくる。
ローターよりましだ。

つまみをわざとイノキは強にした。

ウィ~~~ン・・・・。

待てっ、待てっ、いくらオナニー好きの私でもそれはない!
つい声が出た。
「何やってんだよ~、1人エッチはもっと雰囲気も大事だし、ソフトにやりたいんだよ~」
イノキはキョトンとしていた。そして
「高速のほうがいいだろ?」と言った。
私はその時、イノキの目が赤く光っているのに気がついた。
もしかして先生もサイボーグ?
私は聞いてみた。