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てっしゅう
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「歴女先生教えて~パート2」 第二十四話

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「それがいいかも」

「でもその代わり一つずつ少なくなるから、出来る回数は減るわよ」

「ええ?一回なんじゃないんですか?」

「私も最初はそう思っていたけど、高校生なら元気だからきっと二回も三回も求めて来ると思うわ」

「そうなんですね~、朋美どうする?」

「未海、先生から一箱頂いたから半分ずつで6個よね。一つあげても5個残るからそれを限度にしようよ」

「5回も・・・泊まるのは二日よ?」

「私の彼もどうなのか解らないし、ひょっとしたらそこまで行かないかもしれないしね」

「どういうこと?」

「何だかタイミングが悪い気がするの」

「そういうこと。残念ね。逆に私は多分安全なタイミングに近いって思う」

二人の生徒の会話を美穂は笑顔で聞いていた。
そして驚くべき発言を朋美にした。

「朋美さん、もしあなたが女の子になったら何もしないでいるという事は彼さんにとって耐えられないと思うから、違う方法で慰めてあげたらいいと思うわ」

「違う方法ですか?」

「ええ、私もそうしていたから。夫は早くから求めてきたけど怖さもあって断ってきた。でも我慢できないって言うから、かわいそうに感じて口で出してあげたの。解るわよね、意味が?」

「ええ~!そんな~」

朋美は再び真っ赤な顔になりうつむいてしまった。

「汚いことじゃないのよ。飲んでも大丈夫だから、安心して。看護学校生だからそういうこと学ぶわよね?」

「それとなく解りますけど・・・その場になってどうなるかは解りません。未海ならどうする?」

「私?う~ん、確かに何も無しでは彼がかわいそうだとは思う。その場になってみないと何とも言えないわ」

「先生、その時になったら聞いていいですか?」

「そうね、まだわからないことだからあまり気にしていても仕方がないことかもしれない。それより旅行そのものを楽しくしないとね。どこか観光したいって言う場所あるのかしら?」

「先生は名古屋でしたよね?おすすめの場所ってありますか?」

「そうね、水族館とかプラネタリウムとか、大きな遊園地は無いけどプールをメインにしたアミューズメント施設のラグーナ蒲郡とかがお勧めね」

美穂はバンガローのある板取川も泳げるから、水着を持ってくるように話した。