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てっしゅう
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「歴女先生教えて~パート2」 第十八話

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未海は朋美から颯真との交際を告白されたあと、彼の佑太にそのことを話していた。

「朋美ね、颯真さんと付き合っているんだって」

「そう、颯真っておれの後輩になる奴だよな?」

「うん、知っているの?」

「いや、話したことは無いよ。無口な印象があるけどね」

「そうなの。あまり話してくれないからって悩んでいたみたいなんだけど、美穂先生に言われて思い切って自分から聞いたみたい」

「好きかどうかって聞いたのかな?」

「ハッキリと始めは言わなかったみたいだから、強く聞いたら一番好きだって言ったみたいよ」

「な~んだ、俺と一緒じゃないか、ハハハ~」

「そうだったよね。女は好かれて恋愛した方が幸せになれるって先生が話してくれたから、朋美も颯真さんの思いに応えたのよね~」

「未海は幸せか?」

「ええ?佑太とのこと?・・・もちろんよ」

「どこが好きなんだ、俺の?」

「そんなこと聞くの?」

「ああ、自分だけが思い込んでいるんじゃないのかって、時々感じるよ」

「どうしてそう感じるの?わたしが信用できていないっていう事なの?」

「そうじゃないんだよ、他の男が未海を好きになっているんじゃないかとか、今はおれで満足出来ているのかもしれないけど、もっといい男が現れたらフラれるんじゃないのかって思ったりする」

「それって、嫉妬なの?」

「う~ん、そうなのかなあ~」

「あんなに自信家だったのに、どうしたの?私はあなたの強引なところに惹かれた部分もあったのよ。心境の変化でもあったの?」

「そういう訳じゃないけど・・・何というか、先に進めないっていうもどかしさがある」

「先に進めない・・・男の人はそういうことを思うのね。私が拒否しているから好きじゃないって思い始めたのよね?」

「まだ早いって思うのかも知れないけど、好き同士ならいいんじゃないかっておれは思うんだよ。未海のこと誰よりも好きだし、未海だっておれのこと好きなんだから」

「佑太さん、私は誰よりも目の前のあなたが好き。それは信じて欲しい。その事と、全部許すこととはイコールじゃないの。朋美がね、私たちの名古屋行きに一緒に自分たちも付いてゆくと言っているの。その方がお互いに家を出やすいからそうしようって。その時まで待っていて欲しい」

「へえ~そうなんだ。お互いに女の子同士で旅行に行くと言った方が親に怪しまれないっていう訳だ。旅行が楽しみだな~四人になるなら泊まるところも考えないといけなくなる。さて、どうするかな・・・」

「ねえ、美穂先生に相談しても構わない?」