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てっしゅう
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「歴女先生教えて~パート2」 第十五話

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朋美の家から帰ってきた未海はラインで佑太に、次に会う約束を交わした。
こうして二人は毎週のようにデートを重ねるようになっていた。
その事に刺激を受けたのか朋美も煮え切らない気持ちを抑えて、ボーイフレンドの誘いに応じ、デートをしていた。

「未海のこと知っているよね?」

そう尋ねられたのは朋美の目の前にいるボーイフレンド、颯真(そうま)だった。

「同じクラスの子だろう?」

「うん、そうよ。この頃好きな人が出来てデートしているから、羨ましいって思う」

「おれたちもそうなろうよ」

「もっと違う言い方してよ」

「違う言い方?」

「私のことどう思ってくれているの?」

「前にも言ったけど、可愛いって思うよ」

「思うだけ?」

「ダメなの?」

「ダメ!」

「ええ?・・・おれのこと嫌いなのか?」

「そんなこと言ってないし、だったら会わないよ!」

「怒るなよ。お前こそどう思っているんだ?」

「あなたから先に言って!」

「朋美は可愛いと思うし、好きだよ」

「ほんと?可愛いってホント?」

「うん」

「うん、じゃイヤ」

「はい」

「違うでしょう?はっきりともう一度言って」

「好きだよ」

「優しくしてくれる?」

「もちろんだよ」

「わがまま聞いてくれる?」

「うん、ほどほどにして欲しいけどいいよ」

「変なことしないって約束できる?」

「変なこと?」

「言わせるの?」

「キスとかのこと?」

「恥ずかしい・・・」

朋美は自分から言い出したのに、顔が真っ赤になってしまった。

「断られたら、しないよ」

「そんなこと聞くものじゃないでしょう?」

「どうしろと言いたいんだよ」

「わかんない~」

「なあ、今度その未海ちゃんたちと一緒にデートしようよ。どこかに遊びに行かないか?」

「未海たちと一緒に?」