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赤襟の清ちゃんと、三毛猫のたま 26話から30話

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 「華奢ですねぇ。清子は。
 昔はウチも、こんな細さでしたが、いまはとてもかないません。
 羨ましいかぎりですねぇ。この肌の、このきめ細やかさは。
 食べてしまいたくなります。うふっ。」

 ウッと思わず息がとまるほど、清子の胸を伊達締めが締めあげていく。
小春の手に、手加減はまったくない。
『脇の下を締めることで、余計な汗が止まるのよ』着付け中の小春が、
小さな声で笑う。
『それにしても、姐さん・・・・これではキツすぎて、
まったく息ができません』清子が、思わず弱音をこぼす。
「きつ過ぎる?。おかしいですねぇ・・・」小春があわてて、
清子の胸元を覗き込む。

 「苦しくて息が出来ないなんて、変ですねぇ?。
 あら。ホントだ。ペッタンコに潰れていますねぇ、お前の胸が。
 道理で途中で、変な手応えなどが有ると思いました。うふふ・・・」
 
 可哀想ですから、少し緩めておきましょうと、小春が清子の背後へ回りこむ。
苦しそうな顔を見せている清子の胸元へ、小春の右手が伸びてくる。
「どうするのかな?」と見つめていると、小春の指が、そっと襟をかき分ける。
するすると伸びた小春の指が、あっというまに襟の中へすべり込む。
そのまま、清子の小さな乳房を握りしめる。
『あっ!、お、・・・お姐さん!』
突然の出来事に、思わず清子が悲鳴をあげる。

 「あら。思いのほか、手応えが有るじゃないの、お前のおっぱい。
 大きさは、固めの熟れる前の、小桃というところかしら。
 とても良い形をしています。
 乳房の形や大きさ、位置は、みなさん微妙に異なります。
 ふう~ん。お前さんのオッパイの位置は、少し下目の、このあたりですか。
 なるほど。これでは、さきほど締めた伊達巻の位置では圧迫されすぎて、
 たしかに苦しくなるはずです。気の毒なことをいたしました・・・うふふ」



(31)へ、つづく