世界に愛されて
韓国「だって、可愛い寝顔見ると黙ってられないんだぜ!」
日本「し、知りませんよッ!」
韓国「だって日本、今日許可書にOK出したんだぜ?」
日本「きょ、許可書?」
日本「ああ、あのなんか分からない許可書ですか。」
韓国「なんか?あれは痴漢許可書なんだぜ?」
日本「・・・・・・・・・・・・・・・・・・へ?」
韓国「ってことで、日本のおっぱいは俺のものなんだぜーー!!」
ち・・・ちか・・・!?
何度発言を確認してみても、素直に認められなかった。
あれが、痴漢行為をすることを許す書だったなんて――――。
あれがバレないように、フランスは塗りつぶして誤魔化したのか。
そう感じてくると、騙されたことに怒りが溢れてくる日本。
だけど、さっきから胸を揉みしだかれるているせいでまともに怒ることもできず、何か分からない感情がこみ上げてくる。
日本「ッはぁ、い、やめてください!!!ッやめ・・・あぁっ!?」
韓国「許可もらったからには、何してもいいってフランスに言われたんだぜー。」
日本「なんで貴方がフランスさんになんか・・・―――っは!」
アメリカの言葉を思い出す。
『フランスや韓国が――』
韓国も関係していたことに気づくと、色々つながってくる。
韓国、フランス=変態(しかし、フランスほど韓国はひどくない)
・・まぁある意味、自分も変態ですが。と、思う日本。
で、その変態共が集結した企画。
まぁ・・・言うならば、【エッチプレイ】とかいう企画だろう。
・・・・って
日本「えぇぇええええええええ!?」
そんなのに・・・そんなのに、許可書に許可するって・・・。
韓国「どうしたんだぜ?日本、あんまりにも気持ちよくて言葉にできないんだぜ?」
日本「ちがっ・・・!!そんなんじゃないですよッ!!」
韓国「なんだぁ、そうなんだぜ?じゃ、もっとこう―――――。」
日本「ッやめっ・・・う、うぁあぁあぁぁあ!!!ぃやぁぁぁっ!!!」
私の反応を、面白がっているように、胸を揉むその難易度を「超激しい」にでもしたように、
さっきより倍増に激しく揉みしだいていく。
日本「い、いやぁぁっ!!やめ、はぁっ・・・んぁ・・・。」
韓国「いやぁ、本当に許可してくれてありがたいんだぜー。日本のおっぱいマンセー!なんだぜ!」
ただ胸を揉まれるだけで、全身力が抜けていく。
興奮していた気持ちと言葉は、段々その気力も失うほど。
日本「やぁ・・・やめて、ください・・・。」
韓国「おやぁ日本、もうお疲れなんだぜ?」
すると、韓国さんは行動を止めて 向かい合わせに横になるようにさせた。
私は今でも、自分の激しい吐息に胸は高鳴る。
韓国「うあー・・・日本可愛い吐息なんだぜー、苦しんでる顔も可愛いんだぜー。」
日本「・・・いつから、そんなキャラになっちゃったんですか・・・。」
韓国「さぁ?フランスに毒薬でも飲まされたんだぜー。ウハハッ。」
ケラケラと笑う韓国さん、だけど自分は笑う余裕もありませんでした。
今も呼吸は乱れたままで、苦しい。
窒息でもしてしまいそうだった。
韓国「・・・日本、本当に苦しそうなんだぜ。」
日本「苦しいですよ・・・この様子見て・・分からないんですか・・・。」
韓国「・・・日本。」
日本「・・・っなんです―――――っ!?」
そのとき、急に韓国さんは唇を私の唇に押し当ててきた。
あまりの急さと、ドキドキする心はもっと増して、一気に苦しくなった。
日本「っん・・・っはぁ・・・。」
その後も、韓国は少し息をととのえると、また激しく口付けをする繰り返しをしてきた。
日本「ッやめて・・・っ・・ッください!いい加減にぃっ―――――んっ・・・。」
韓国「・・・これからも、こういうのを許すっていうならやめてもいいんだぜ。」
日本「ッそんなの!・・・っ許しま・・・っせんよ・・・ッ!」
韓国「そんな口、聞けないんだぜ。もう日本は、許可書に記しちゃったんだぜ。」
日本「ッ・・・。」
韓国「黙ったままっていうのも、ダメなんだぜ。なんなら―――。」
すると、今度は激しい口付けと、するりと私の胸元に手を伸ばした。
その手は、獲物を見つけたかのようにある部分を揉みはじめる。
日本「ッいやぁ!!ま、またっ・・んぁ・・・。」
韓国「さぁ、どうするんだぜ?答えないままだと、もっと激しく揉むんだぜ?」
日本「ッやぁ・・・。」
すると今度は、もう一方の手を私の胸元に飛び込み
もう一方の部分を揉みはじめる。
日本「ッも、もうやめ・・・ってください・・・!!」
私の言葉も聞かずに、口付けも胸を揉みしだくのも止めることなかった。
苦しくなって、頭の中がおかしくなってきて
私は
日本「ッわ、分かりましたっ・・・!良いですから、もうやめてください・・・。」
そう言葉にしていた。
その私の言葉に、唇を離した。
韓国「本当なんだぜ?それ、もう約束なんだぜ?」
日本「・・・は、はい・・・分かりまし・・・た。」
その言葉に、胸に触っていた両手を後ろに回し、今度は背中を抱き上げるようにした。
そして、韓国さん自身のほうに抱き寄せられた。
韓国「約束、なんだぜ。」
これは、いけない約束なんだ。
それは自分で承知していたのに、なぜか約束していた。
全身汗まみれになりながら、吐息と胸の高鳴りと熱っぽさがとても苦しい。
だけど、韓国さんに抱き寄せられているとその興奮も段々おさまってくる。
日本「か・・・んこくさん・・・。」
韓国「何なんだぜ?」
日本「・・・なんで、フランスさんとこんなことしているんですか。」
韓国「いやぁ、だって・・・。」
韓国「日本と聞けば、俺はすっ飛んでいくヤツだからなんだぜ。」
日本「・・・。」
語りながらも、韓国さんは抱き寄せる手を離さなかった。
意識が消えて、気がついたときにはもう朝になっていた。
日本「あれ・・・?」
あまりにも突然に朝がきたようにしか感じられなかった私は少し疑う。
でも、この気持ち良い日光は間違いないでしょう・・・。
起き上がろうとしたら、誰かに抱き寄せられたままだった。
韓国さんだった、やはり夢ではなかった。
私はなんとか韓国さんの、抱きしめる両手から抜け出し 廊下を歩く。
日本「にしても、韓国さんってあれ程ひどい人じゃなかったはずですよ・・・?」
また疑惑に包まれながら、歯磨きをしていた。
洗面所を出て、台所に向かおうとしていたとき
誰かが背後から抱きついてきた。
韓国「おいていくなんてずるいんだぜぇー。」
日本「わ、わぁぁっ!」
驚いて、バランスを崩した私は思いっきり韓国さんの上に仰向けになっていた。



