小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

かき揚げ丼 フロンティア

INDEX|7ページ/7ページ|

前のページ
 

 あんまり巨大な力だそうだから、一人ひとりにわけさせてもらうよ。
 人間の姿に戻る機能もつけてあげよう。
 心配いらない。ちょうどいい言葉を知ってるんだ。

 “変身”!

  ――◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆――◆――


 痛っ!
 息苦しさ。それと肘から肩、それに腰への痛みを感じて、僕は起きた。
 ここは僕のベットだ。

 そうか! バンザイ団を無事収容できて、満足できたから帰れたんだ!
 食堂に連れて来ることができた、大勢の人たち。
 その瞳はまっすぐこっちを向いていた。
 少なくとも僕らの、違う、僕の仲間の話を聞く気にはなった。

 ……いや、そうじゃない。
 うつ伏せになってタブレットでネット小説を読み、寝落ちしただけだ。
 曲げたり押さえつけられたあちこちが痛い!
 寒いけど、ちょっと起きて体操しよう。
 このままだと血の巡りが悪くなりそうだ。

 体操をすると痛みも少し和らいだ。
 途中で、夢オチものの物語にありがちな、「夢じゃなかったんだ。夢じゃ……」な証拠を探してみたが、なかった。
 がっかりはした。
 でも、あったらあったで、あとのことが心配で仕方がなくなっただろう。
 これで安らかに眠れるんだ。

 ……いや、眠れない!
 よく言われる、寝る前に思いついたアイディアは起きたときに忘れてしまう。という不安が襲ってくる!
 夢を、プロットにして書いておこう。
 まあ、取材と思えばいい夢だったに違いない。

*新作プロット

 アイディアだけでチートな物語を描けばうけると思っていた作者が、異世界移転して苦労する話。
 周辺もその辺りは解っていて、サポートしてくれる。
 サポート側は宇宙の多様性を体現したチーム。
 敵はその真逆だが、下品になりすぎないように。
 全体で世界の多様性と、力を合わせることの素晴らしさを書く。

注意! バンザイ団の焦り、絶望感を忘れてはならない。