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何行目で挫折したか教えて欲しい物語

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 6話デッドワールド

(ここがデッドワールドか? なんか平原が開いて地平線がみえるけど。



 案内役がはじまって直ぐに近くにいるときいたが?)

 オカシイナ? 誰もいないぞ。

 すぐ後に、相棒も来る筈なんだが

()

 その頃、人工島は大きな攻撃を受けていた。緊急事態にて、すべての参加者をデッドワールドから強制退去をさせたが、主人公はデッドワールド離脱の寸前、本体が破壊され戻れなくなった。

 肉体を捨てたので、これからデッドワード内のみで生きることになる。施設の施設が復旧するまでは参加者のいない世界である。
 モンスターが徘徊している世界に主人公は1人取り残されたのだったり


「大丈夫だ。きっと助けが来るし、モンスターもほとんどいないらしいし、
 最初の冒険者は記憶さえなくて、それでも生き残ったのだから俺だって」




 質量量Oの世界(デッドワールド)は宇宙に生きる全ての生物にとっての最後の楽園であり、誰もがその覇権を巡り戦っている。奇しくも最初にデッドワールドを発見した生命体こそが地球人だった。それに遅れるかたちとなった宇宙人達は、デッドワールドの主導権争いにて宇宙人同士で戦争を起した。その抗争の最中、
 人間たちは、そうとは知らずにデッドワールドを開拓していった。
 そして戦争の決着がついた頃に
 ある宇宙人種族にて地球は滅ぼされ、デッドワールドごと乗っ取られたのである。

 もし人間が正しい選択をしていたのなら、デッドワールドからの離脱はしない方が良かった。地球が滅びても、デッドワールドにいればその中で生き残れるからだ。
 地球人が選択を誤った原因は、宇宙人たちが人間に何も語らなかったこと。その不気味さを探求していれば、滅亡は防げたのだから。

 だが私は地球人が好きだった。宇宙と、ここは完全に切り離された世界だと思っていたから。でもそれは違った。

 あなたがた地球人は可能性を示してくれた。私がこの世界から他の世界に行ける可能性を教えてくれた事に敬意を示したい。地球人らの魂はすべて私が預っています。魂の存在を人の姿にする力は私にはありませんが、なんとかしてみせます。この世界に侵略してくる者達の力を借りれば、きっと可能に成るでしょうから。

 その時は、私と友達になってくれると嬉しいです。

 私が誰かは私自身もまだわかりません。

 私は、ただ訳もわからず、世界をさ迷っていた者です。

 言葉もあなたがたが来るまでは、話せなかったし、存在すら知らなかった。教えてくれたのはあなた達地球人です。ありがとう。

 感謝しています。


 何もなかった。私には何もなかった。
 でも今はある。

 是非、恩を返させてください

 まずは、この世界で一人ぼっちとなった青年を助けに参ります。