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てっしゅう
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novelistID. 29231
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「歴女先生教えて~」 第四十話

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「ダメだよ、開いてくれなきゃ」

「ごめん・・・そうよね。恥ずかしくて・・・」

美穂は両足を少し開いた。
指先がふわっとした茂みから向こう側へと伸びてゆく。

「アッ・・・拓真」

少し濡れていることを確認してゆっくりと人差し指を中に挿入した。
初めての美穂の中はヌメっとして温かかった。さらに奥へと進める。
お腹の側を撫でるとザラザラする感触が拓真には感じられた。そこを触っている時に美穂は身体を少しこわばらせるようにして、声を殺している様子だった。

「ここが感じるの?」

「拓真、恥ずかしいから早く来て・・・」

「うん、わかった」

こんなやり取りが出来るぐらいに自分が冷静でいることが拓真には不思議だった。
反対にいつも冷静な美穂は全く理性を失ってしまっている様子に見えていた。
既に大きくなっている部分へゴムを被せて、美穂の入り口にゆっくりとあてて腰に力を入れた、少しずつしか押し込めない。

美穂の顔を見た。首を上に向けてのけぞるようにして口から息をしていた。
最後まで入ったとき美穂は両手を背中に回してきた。
低い体勢にして顔を近づけてお互いの身体が引っ付くようにしてそのままじっとしていた。

美穂の中が自分の挿入したものを締め付けている。
拓真はこのままだといけないと思い背中を起こして、腰を動かした。
直ぐに感じるピークが来て我慢出来ずに袋の中へ放出した。
美穂の口からは軽く息が漏れていただけだった。

二人にはあっという間の時間だったが、美穂には長い時間に感じられた。
美穂の中の拓真はまだそのままで元気を保っていた。
しばらくして再び起き上がって腰を動かし始めて、やっと美穂は感じ始めたのだろう、声を出し始めた。

二度目を放出して拓真は美穂から離れた。だらしなくぶら下がっている袋には大量の白いものが溜まっていた。
美穂から渡されたティッシュでそれを包みごみ箱へ捨てた。

ベッドの中で抱き合いながら二人は何も話なすことなく時間が過ぎていった。
拓真の鍛えられた胸に冷たいものが感じられた。

「なんで泣くの?」

「ごめんなさい・・・こんなに幸せで良いのかって感傷に浸ってしまったの」

「美穂はボクのすべてだよ。絶対に幸せにするから、そんなこと思わなくていいよ」

「うん、ありがとう。これからは泣かないから」

日が落ちて帰る時間になった時、拓真はもう一度求めてきた。今度はスムーズに受け入れられた。それは美穂が十分に濡れていたからだ。そして身体も反応していた。心と身体が拓真に強く反応してゆくことをこの先予感していた。