詩篇天竺浪人
お酒
良いお酒は、
喉をスーッと通って、
胃のなかをポッとあたためて、
なんだかすごく楽しい気分にさせて、
さっき買った宝くじが、当たるんじゃないかと思わせて、
こりゃ明日も、あさっても、きっと良いことがあるに違いないぞと、ぼくをすごくハッピーな気持ちにさせて、
やがて、おしっこになります (*´д`*)
悪いお酒は、
喉をひりつかせて、
胃をムカムカ重くして、
気分をジメッと陰気にして、
むかし別れた女を、たまらなく恋しがらせて、
友人や同僚や上司や恋人の、悪いところばかりをぐずぐず思い出させて、
このまま生きていても、どうせロクなことがないに決まってるという、ネガティブな思考の堂々めぐりにおとしいれて、
さらに、ぼくを痛風にします (ノД`)・゜・。イテテ……