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てっしゅう
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「歴女先生教えて~」 第十三話

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街道沿いの今は閉店してしまっているドライブインの駐車場に美穂は車を入れて停めた。

「ここなら誰も来ないから落ち着くと思うわ。ねえ、どうしたの?」

「後ろの席に移って隣に引っ付いて話したい」

「ええ?変なことは無しよ」

「変なことじゃないよ。男と女は違う。美穂はそれが解ってない」

「スキンシップは好きよ。あなたなら何をしても許せると思うの。でも約束して!私だけ思ってくれるって・・・他の人を見たり、感じたり、しないって。もちろん私はあなたしか目に入ってないよ」

「電話で告白した日からボクは美穂のことしか頭には無いよ。でも抑えられない性欲も強くなってきた。それは解って欲しい。裏切ったり、悲しませたりは絶対にしないから、優しくしてほしい」

「拓真・・・ゴメンね・・・私の方が子供みたい」

美穂はそういうと泣き出した。
ぎゅっと抱きしめてキスをした。それは軽くしてきた今までのキスとは違い、舌を絡める濃厚なものとなっていた。

体の芯から今までに感じたことが無いような熱いものがあふれ出してくるのを美穂は抑えられなくなってきた。それは生まれて初めて「濡れる」ということを経験していた。
拓真の指が太ももから這い上がってきたときに、身体がビクンと反応した。

我に返って美穂は唇を離した。

「自分を見失いそうだから・・・ゴメンね。拓真がして欲しいことするから許して」

「美穂・・・出しても・・・いい?」

「どうすればいいの?」

ジーンズのファスナーをおろして、大きくなったものを引っ張りだした。美穂は初めて見る拓真自身をそっと触った。

正直こんなものが自分の中に入るのかと考えると、「無理」だと感じた。言われたようにそっと握ってその手を前後に動かし始めるとすぐに声を出し始めた拓真は、

「出そうだよ・・・どうしよう」

「困ったわね・・・」

ティッシュを取り出して先に当てると、拓真は待っていたかのようにその中に放出した。

「美穂・・・気持ちよかった・・・嬉しいよ」

少し手についた白いものを見ながら、美穂は不思議な気持ちがしていた。
男の人はこういうことで満足するんだと。
拓真がこれで我慢が出来るのなら、時々してあげてもいいと思う。自分が覚悟を決めて全てを受け入れる時は、もう少し先に延ばそう。
そのほうが妊娠の心配もないし、自分が我慢出来なくなるような性欲に支配されるようなこともないだろうと考えたからだ。