心の処方箋~ベリーショート~
30.プロの小説家の言葉をうのみにしている人は馬鹿
小説にも作法がある。マナーがある。ルールがある
でも駆け出しでルールやマナーを気にし過ぎて
自分の本当のパッションやデザイヤーをおもてに出せないのでは意味がない
褒めてくれる人より自分のおかしいところを
指摘してくれる人の声を聴けとプロは言う
でも自分の内面を表現して、勇気をもって社会にさらけ出して
否定してくる人の言葉を聴いて何の意味があるの?
自分が表現したら受け入れてくれる人がいい
反応を示してくれる人がいい
そこで初めて感動が得られるのでしょう?
自分を殺してプロになってそれは果たしてその人は幸せ?
プロになることが、本当に一番の幸せ?
自分が社会に出て、社会の中で自分らしくいられること
プロのマナーよりそっちの方がずっと大事じゃないかな?
小説家である以前に
自分が人間であることを忘れないで
作品名:心の処方箋~ベリーショート~ 作家名:松橋健一