BOOK~白紙の魔道書~ 第一話「新年度1」
「大体、あんた剣道部と同じ武道系の部活でしょ?一騎打ちするくらいの度胸はないの?部長のあんたがそんなんだったらまあトップの四人、四天王だっけ?そんな雑魚なのよ、わかる?このくず話聞いてるの?あぁ、もうはやく私の視界から消え失せろこの下衆野郎!!」
罵詈雑言の嵐を自分の気分が晴れるまで永遠と言い続けたカノンの表情は少し晴れ、逆に言われ続けた部長は泣き出し、そのまま裸足で四天王を置いて道場から逃げ出した、その後カノンが保険員を呼び四天王の面々を保健室に送ったのだった。
作品名:BOOK~白紙の魔道書~ 第一話「新年度1」 作家名:鷺沢灰世