小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
かなりえずき
かなりえずき
novelistID. 56608
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

ストーカーストーカー

INDEX|2ページ/2ページ|

前のページ
 

朝日をバックに立つ男性の顔は見えない。
でも、それが誰かはすぐにわかった。

「おしゃれストーカーさん……!」

「トランクに君が入れられた瞬間、
 パトカーを奪ってここまで連れてきたんだ」

優しいブレーキと緩やかな発進。
おしゃれストーカーの心を感じさせる運転だった。

「それじゃ僕はこれで。
 君とのドライブ、すごく楽しかったよ」




その後、2人のストーカーは逮捕された。

1人は、警察官でありながらも
警護対象の女性を拉致して監禁(未遂)をしたストーカー。

そして、もう1人は……。

「なんで、男性の家に入って男性用の下着や
 盗聴器入りのテレビやら、車をプレゼントしたんだ?
 これは立派な犯罪……ストーカー行為だ」


「ちがうんです! 私は彼のことが好きなだけなんです!
 彼も私のことを好きでいるはずです!!」

もう1人は、私というおしゃれストーカーを追う女ストーカー。
頭の中は朝日に立つ彼でいっぱいだった。