おっさんの恋に関する一考察
で何が言いたいかと言うと、この真空のエネルギー=釈迦の教えの欲と考えますとなかなか話が合うのです。
物事を何かしようと思うのは、まずこうなりたいという欲が生まれる。お金が欲しい、車が欲しい、彼欲しい等々
脳内にある最初は一粒の泡その欲=気=エネルギーがどんどん大きくなる。
どうしても欲しい、なんとかしたい、絶対欲しい!!!
まだまだ大きくなる、何せ倍々で大きくなるのですから。
通常はそんな事言ってもなあとブレーキを掛け泡は窄むが欲のエネルギーが大きくなるとついにその時が来る。ビッグバン!!
ヨッシ!!何としてもものにすると
それが行動となり結果となる。
エネルギー=気が少ないとただのガスやちりの塊にしかならず光を発する星には成らないのですね。物凄い思い、エネルギーが圧縮されて初めて星が光るように事を成すのは強い思いが無ければ成らない。
あの矢沢永吉も同じ事を言ってます
「欲の無いやつはダメよ」って
そうそう、恋に戻って
恋は自分自身の心の動きであればトレーニングすればそれは調整する事が出来る。まあそれも口で言うは易し行うは難しだが
恋という心の動きだけなら良いが、彼女や彼をものにしたいという欲が大きくなるとこれが悪さをする訳です。
恋の卵という泡が湧いた事も認識し、キューピッドの矢は抜いて手に持ち、程よい大きさになった所で欲を止める。欲を抑え制御すれば程よい恋を楽しむ事が出来る。大きくなるようなら泡を消せば良いのですから簡単な事
(簡単では無くなるのが欲ですけど)
若い人は種の保存の原理が働くからか、ブレーキのある場所も、そもそも恋とはなんぞやも知らず毎日を過ごし恋に悩む。
常日頃からこの欲のトレーニングを
する事が楽に生きる秘訣ですが、これも認識しないと直ぐに潰される程欲は強敵
でなきゃ坊さんあんな修行はしないでしょうね。でもメカニズムが分かれば修行しなくともトレーニングは出来る。
そんな理屈で恋を楽しむなんてしたく無い!!恋に燃えたい!!それも一つの考えでしょう。
恋は楽しむもので、決して溺れ身を破滅に追いやるものではございません。
『恋は一方的に思い揺れ動く心の動き 』
さあ、たくさん恋をして失恋もして魅力ある人になってください。
作品名:おっさんの恋に関する一考察 作家名:のすひろ