小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

おっさんの恋に関する一考察

INDEX|1ページ/2ページ|

次のページ
 
私は別に哲学者でも、言語学者でも心理学者でもましてやどこかの坊主でも無いただのおっさんです、ただあまりに恋だの愛だのが日常使われているがそれ何?と思い考えてみました。


モーツァルトのオペラ フィガロの結婚に出てくるアリア 「恋とはどんなものかしら。」

お嬢様がた教えてくれるかな?で始まる初恋の話
喜びと思えば次の瞬間には苦悩となるのです。
凍てついたかと思うと感じるのです。次の瞬間心が燃え上がるにですと歌い上げる。

よく恋愛だの好きだの嫌いだのと使われるこの恋とは、一体何なのか?分かって使っているのでしょうか?
また同じく愛とはなんぞや??考えた事があるのでしょうか?

また恋しくて恋しくて、それが故に先日の事件の様にその恋が憎しみに変わるのはどうしてなの?

こんな事少なくとも私は学校では教えられなかったし学びもしませんでしたが、歳なのでしょうね、なんでかなと思うのです。

まず恋はこのアリアでも歌ってるように心の動きなのでしょうね。
辞書によると恋しく思う心の感情などと出ていましたが、その恋しいが分からんそれを聞きたいんじゃ!と突っ込みを入れたくなる。
美味しいものの表現に美味しい言うな!!!的な(^ ^)
嬉しかったり悲しくなったり、不安になり胸を締め付けられるけど、それも嬉しい。そして自分の方を見てもらいたいと。ワクワク、ドキドキ!!
常にどうにも成らない一方的な自分の気持ちが恋なのでしょう。自分の気持ちだから悩む訳ですね。

この気持ちと言うのが、愛とは違う点ですね。

自分の気持ちだから、形も無ければ量も存在しない。ロン毛見てはキュン、巨乳見てはドキドキ、イケメン見れば胸を熱く脳の中で泡にように沸き上り誰も認識出来ないマトリックス
平常心だと泡は直ぐに弾けて終わるがそこへ運悪く?恋にはキューピッドと言う悪い輩が居て、その子が小さな矢を理性へ向けて放つと今まで理性によって消えていた泡は消える事無くどんどん大きく膨らみ出すのでしょう。
そうして心が浮き沈み、動きだしやがてそれはその相手を我がものだけに留めて置きたいと言うと独占欲に変化する。恋が狂気に変わるのですね。恋に溺れるって奴で、溺れる者は藁をも掴むが、溺れるって事です。

少し話が脱線しますが、この宇宙は真空のエネルギーの卵から生まれたという宇宙のインフレーション理論」と言うのをご存知でしょうか?

この壮大な宇宙が実は最初は素粒子にも満たない小さな小さな真空のエネルギーという一粒の卵だった。それがその特性から倍々ゲームを繰り返しエネルギーがどんどん増え、ますます増えるとやがて E=mc2 (二乗) という相対性理論に基づき大爆発により質量を持ち広がっているという、何やらわかったような分からなかったような話
ふと似たような話と思ったのが釈迦の説法でこの世は大日如来という大きな火の玉から生まれたという事
何も結界を結んだ仏像のようなものでは無く、説明上大きな火のようなものだったのでしょう。
お釈迦さんは約2500年ほど前に瞑想によりそれを導き出したのかも知れません、そうだとすると恐るべしインド人です。