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てっしゅう
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novelistID. 29231
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歴史に学ぶ恋愛、その一

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「女って損ね・・・男の人次第で運命が振り回されてしまうのね。どんな人に愛されるか、どれぐらい愛されるか、夫がどんな立場に居るか、で女の幸せが決まってしまうのね。いっそ男に生まれたかった」

「私は女に生まれて良かったと思います。女こそ強い存在です」

額田の言葉に驚きを見せてさららは答えます。

「そんな・・・愛情に振り回されていても?」

額田の返事はさららの生涯に響く言葉となるんですね。

「男の人は自分が手に入れた愛を信じます。女は・・・たとえ手に入らなくても、たとえ別れても、自分がどれだけその人のことを思っているかで愛をはかります。自分次第なんです女の愛は・・・
そしてそういう女の強い愛の力が、目に見えないところで男の人を動かしているのです。
あなたも今にわかります、さららさま。歴史を作るのは女です」

さららは自分の産んだ皇子(草壁皇子=くさかべのみこ)が皇太子で亡くなって、まず自分が天皇になり孫にあたる軽皇子(かるのみこ)の元服を待って皇位を譲ります。

さららとは後の持統天皇(じとうてんのう)。
軽皇子は後の文武天皇(もんむてんのう)です。

女性はしたたかだと言います。
歴史は夜作られるとも言います。
額田王のような魅惑的な女性は男が奪い合うのですね。

戦の和睦のために娘や妹や妻を差し出すことが行われていました。
それぞれに嫁ぎ先で役目を果たしていたのでしょうね。
今回の額田王の言葉は今の時代でも考えさせられる女性の思いなんだと気付かされました。