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てっしゅう
てっしゅう
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「SNSの恋 ちえ」 第三話

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品川駅高輪口付近で待ち合わせをしていた祐紀夫はタクシーから降りて駆け寄ってくるちえを見つけた。
予想通り小柄で目がぱっちりの可愛い女の子と言う感じだった。

「ちえです。来てくれてありがとう。どうする?まずはお茶にします?」

「こちらこそだよ。そうだね、国道渡って坂上がったところにロイヤルホストがあるから、ついでに昼食べようか?」

「うん、そうね。軽いものでいいからそこの方が都合いいわ。行きましょう」

そう言うとちえは祐紀夫の手を握って引っ張るようにして歩き始めた。
積極的だ。
小さなやわらかい手がこれから起こる快楽の時間を嫌が負うにも高める。
昼時とあってファミレスは混雑していた。名前を書いて座って待っている時間に昨日のことを話し始めた。

「てっしゅうさんと仲良くしようと思っているのにこんなこと言うだなんて気が引けるけど、昨日会っていることを知っているから話そうって思ってるの」

「横浜の彼とのこと?別に話さなくてもいいよ」

「気分悪くするから?」

「そう言われるとそうだけど、それ聞いてボクが力になってあげられることならいいんだけど、そうじゃなければ聞いたら気落ちするかなって思うよ」

「ううん、力になってくれると思うから話す」

「ここじゃ皆に聞こえるよ。ひんしゅく買うんじゃないの?」

「じゃあ、席に着いてから話すね」

そう言った後すぐに名前を呼ばれた。通された席は禁煙でトイレが近かったけど端っこだったので助かった。

「良かったね隅っこで」

ちえはそう言って笑った。

「確かに。ここは話しやすいよ」

「じゃあ聞いて。彼ね見た目とは違ってめちゃ大きくて入らなかったの。私小柄でしょう。あそこも小さいから大きい人ダメなの」

祐紀夫は一瞬言葉を失った。思い起こせば妻との最初の時全然入らなかったことがあった。ダメと思うと余計に受け付けなくなるのだろう。ゆっくりと時間をかけて挿入した記憶があった。