「SNSの恋 ちえ」 第二話
「てっしゅうさん、それ言われると私も同じようにしているから反論出来ないけど、まさとさんから聞かれたら、他にも居るって答えるよ。それで嫌なら止めてもいいって思うから。所詮は恋愛ごっこしてるだけだし。束縛されるのはイヤ」
「それが遊ぶ人の本音だよね。家庭を壊さないようにしてくれれば夫も妻も見て見ぬふり出来たりするのかも知れないけど、少なくとも彼と彼女の二人の時は他の関係を匂わすようなことは話しても感づかれてもいけないって思うよ」
「うん、そうよね。私は勘づかれないように出来る自信があるけど、男の人ってウソが下手だからバレちゃうのよね。問い詰めるとさらに嘘でごまかすから余計にバレる」
「なるほど。黙っているのが一番だね」
「てっしゅうさんはどなたかお付き合いしている人いるんでしょ?」
「ええ?別れたよ。歳上だったからちょっと無理って感じて。悪い気がしたけど出来ないのなら会うのは罪かなって思った」
「男の人にとって年上は厳しいって思う。女は元気なら許容範囲は広いの。ねえ?横浜の彼に会いにゆくんだけど、そのタイミングで東京に来れない?会ってみたいって思うの。ダメかしら」
「嬉しい事言ってくれるね。彼は何歳の人?」
「45歳かな。奥さんとは別居みたいな感じらしい。子供さんが居ないから多分離婚すると言ってた。大学の講師やっている」
「ふ~ん、45歳で先生か。絶対に負けそうだから気が引けるよ」
「ええ?そんな弱気でどうするの。まさとさんからいろいろ聞いてるのよ。写真も見せてもらったのよ。私ってチビデブだからてっしゅうさんみたいに細くて背の高い人が好みなの。私のことどう思う?」
「どうって、まさとさんに見せてもらった写真からはとっても可愛いって感じたよ」
「そう?嬉しい。横浜の彼は見た目インテリだけどあっちの方は期待できそうにないから寂しい夜になったらてっしゅうさんが慰めてくれない?次の日に。ねえ、いいでしょう?」
「そうなふうに言われるとまさとさんに悪いという気持ち以上に会いたいという気持ちになるよ。本当にボクでいいと思っているんだよね?」
「もちろんよ。仕事が平日休みだから多分水木とかに出かけると思う。てっしゅうさんは都合つけて休めるかしら?」
「ああ、大丈夫だよ。東京に居る娘の所に前の日に泊まって備えるよ」
「それが遊ぶ人の本音だよね。家庭を壊さないようにしてくれれば夫も妻も見て見ぬふり出来たりするのかも知れないけど、少なくとも彼と彼女の二人の時は他の関係を匂わすようなことは話しても感づかれてもいけないって思うよ」
「うん、そうよね。私は勘づかれないように出来る自信があるけど、男の人ってウソが下手だからバレちゃうのよね。問い詰めるとさらに嘘でごまかすから余計にバレる」
「なるほど。黙っているのが一番だね」
「てっしゅうさんはどなたかお付き合いしている人いるんでしょ?」
「ええ?別れたよ。歳上だったからちょっと無理って感じて。悪い気がしたけど出来ないのなら会うのは罪かなって思った」
「男の人にとって年上は厳しいって思う。女は元気なら許容範囲は広いの。ねえ?横浜の彼に会いにゆくんだけど、そのタイミングで東京に来れない?会ってみたいって思うの。ダメかしら」
「嬉しい事言ってくれるね。彼は何歳の人?」
「45歳かな。奥さんとは別居みたいな感じらしい。子供さんが居ないから多分離婚すると言ってた。大学の講師やっている」
「ふ~ん、45歳で先生か。絶対に負けそうだから気が引けるよ」
「ええ?そんな弱気でどうするの。まさとさんからいろいろ聞いてるのよ。写真も見せてもらったのよ。私ってチビデブだからてっしゅうさんみたいに細くて背の高い人が好みなの。私のことどう思う?」
「どうって、まさとさんに見せてもらった写真からはとっても可愛いって感じたよ」
「そう?嬉しい。横浜の彼は見た目インテリだけどあっちの方は期待できそうにないから寂しい夜になったらてっしゅうさんが慰めてくれない?次の日に。ねえ、いいでしょう?」
「そうなふうに言われるとまさとさんに悪いという気持ち以上に会いたいという気持ちになるよ。本当にボクでいいと思っているんだよね?」
「もちろんよ。仕事が平日休みだから多分水木とかに出かけると思う。てっしゅうさんは都合つけて休めるかしら?」
「ああ、大丈夫だよ。東京に居る娘の所に前の日に泊まって備えるよ」
作品名:「SNSの恋 ちえ」 第二話 作家名:てっしゅう