「SNSの恋 ゆみ」 第二話
「30代の人だったんだけど、身体だけの付き合いでいいから満足させてほしいと言われていた。ボクには何度もすることはしんどいから自然と離れてしまったよ」
「へえ~きらくらぶの人?そんな女性も居るんだ。信じられない」
「ゆみさんは旦那さんが満足させてくれているのに、どうして彼とそういうことをするようになったの?」
「それがしたいって思った訳じゃないよ。男と女だから二人きりになれば自然とそうなってゆく。それだけ。彼は優しかったし、大学の頃は憧れの存在だった。たくさんいるガールフレンドの一人だったけど、今は自分が独り占めしているっていう思いが嬉しかった」
「女心なんだろうね、そう言う部分が。勉強になるよ」
「あら、よくご存じなんじゃなかったの?」
「そうでもないよ。結婚する前はたくさん女性と付き合っていたけど、妻と知り合ってからはこれまで誰とも関係しなかったからね。去年ボクの還暦に合わせたかのように卒業宣言したからきらくらぶで探すようになっただけ」
「彼女を探すためにきらくらぶに入ったっていうことよね。そう言う男性はきっと多いって思う。でも、てっしゅうさんみたいにカッコいい人ばかりじゃないから実際に付き合える人は少数なんじゃないのかしら」
「男は外見じゃないって思うよ。女性に好かれる人ってカッコいい人ばかりじゃないし、それに見た目いい人は浮気しそうで嫌じゃない?」
「うん、それは言えるかも。亡くなった彼も決してイケメンじゃなかったけどスポーツマンで身長も高く男らしさに惚れていたからね。気持ちも優しかったし、私にはいうことなしだった」
「これからどうしようと考えているの?今好きになりそうな人って居るの?」
「オフ会などで誘われて二人で飲みに行ったりするけど、そこまでね。彼のことが頭から離れないし、彼以上の男性に巡り合えることが出来たら解らないけど」
「じゃあ、ボクと会ってもお友達としてだよね?」
「てっしゅうさんと?・・・そうね絶対じゃないかも知れないけど、その可能性は高いわね」
「それでもいいから会いたいと言ったら?」
「ええ?本気で言ってくれるの?」
「もちろんだよ」
「三つも年上だよ。会ったらお婆ちゃんって感じるよ」
「結婚式の時に言うだろう。片目つむって結婚しろって。今の写メを片目で見て、会ったら反対側の目でゆみさんを見たらきっとドキドキするって思う」
「てっしゅうさん・・・」
「へえ~きらくらぶの人?そんな女性も居るんだ。信じられない」
「ゆみさんは旦那さんが満足させてくれているのに、どうして彼とそういうことをするようになったの?」
「それがしたいって思った訳じゃないよ。男と女だから二人きりになれば自然とそうなってゆく。それだけ。彼は優しかったし、大学の頃は憧れの存在だった。たくさんいるガールフレンドの一人だったけど、今は自分が独り占めしているっていう思いが嬉しかった」
「女心なんだろうね、そう言う部分が。勉強になるよ」
「あら、よくご存じなんじゃなかったの?」
「そうでもないよ。結婚する前はたくさん女性と付き合っていたけど、妻と知り合ってからはこれまで誰とも関係しなかったからね。去年ボクの還暦に合わせたかのように卒業宣言したからきらくらぶで探すようになっただけ」
「彼女を探すためにきらくらぶに入ったっていうことよね。そう言う男性はきっと多いって思う。でも、てっしゅうさんみたいにカッコいい人ばかりじゃないから実際に付き合える人は少数なんじゃないのかしら」
「男は外見じゃないって思うよ。女性に好かれる人ってカッコいい人ばかりじゃないし、それに見た目いい人は浮気しそうで嫌じゃない?」
「うん、それは言えるかも。亡くなった彼も決してイケメンじゃなかったけどスポーツマンで身長も高く男らしさに惚れていたからね。気持ちも優しかったし、私にはいうことなしだった」
「これからどうしようと考えているの?今好きになりそうな人って居るの?」
「オフ会などで誘われて二人で飲みに行ったりするけど、そこまでね。彼のことが頭から離れないし、彼以上の男性に巡り合えることが出来たら解らないけど」
「じゃあ、ボクと会ってもお友達としてだよね?」
「てっしゅうさんと?・・・そうね絶対じゃないかも知れないけど、その可能性は高いわね」
「それでもいいから会いたいと言ったら?」
「ええ?本気で言ってくれるの?」
「もちろんだよ」
「三つも年上だよ。会ったらお婆ちゃんって感じるよ」
「結婚式の時に言うだろう。片目つむって結婚しろって。今の写メを片目で見て、会ったら反対側の目でゆみさんを見たらきっとドキドキするって思う」
「てっしゅうさん・・・」
作品名:「SNSの恋 ゆみ」 第二話 作家名:てっしゅう