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てっしゅう
てっしゅう
novelistID. 29231
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「SNSの恋 ゆみ」 第一話

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「そういう訳じゃないけど、お互いに結婚していて二人だけで会うということは好きと言う気持ちがあるからで、別に直ぐにホテルに入っても不思議じゃないって感じただけだよ」

「私は夫とまだ仲良くしているの。歳上だけどあっちは元気なのよ、ハハハ~
だから寂しいっていう気持ちはないのよ。てっしゅうさんの年齢ならまだまだ現役よね?」

「ボクは現役だけど、妻は卒業したから家庭では健全な付き合いしてる」

「面白い表現ね、ハハハ~。モテるからたくさん女性が居るんでしょ?」

「モテるというのは当たってないよ。ゆみさんこそ美人だからしゅみーとでたくさんの男性から誘われているんじゃないの?」

電話を掛ける前にイメージが湧かないからとお互いの写真を交換していた。
彼女はスリムで身長も164センチある美人タイプだった。写真・・・では。
てっしゅうはダンディーでモテるタイプだと言われたが、それも写真だけのことである。

「きらくらぶの男性って、伝言交わしただけでこちらの意思も関係なく直ぐにお気に入りにしてと言ってくるよね?それって下心見え見えだと思うんだけど失礼だと思わないのかしら」

「出会い系サイトと勘違いしているのかも知れないね。まして美人だと匂わせるような日記やコメントを見つけると、仲良くしたいって思うんだろう」

「写真出してないし、美人かどうかなんてそれこそ年齢だってはっきりとはわからないのに仲良くしたいって解らないって思う」

「確かにそうだね。ボクたちみたいに写メ交換して電話していれば好きになっても不思議はないけど」

「年上の女性でも好きになれるの、男の人って?」

「それは関係ないと思うよ。気持ちで付き合うことがあってからの深い関係だからね。外見だけで付き合っても長くは続かない。美人かどうかよりも気持ちが可愛いかどうかの方が大きかったりするよ。もちろん限界はあるだろうけどね」

「限界・・・それは年齢も意味するのよね?」

「あまりに離れるとそう感じるだろうね。親子みたいに」

「女性が娘みたいな年齢でも男性は全然OKでしょ?逆は無いって思う」

「ボクは若い子はダメなんだよ。せいぜい40ぐらいまで。話が合わないし、こちらの体力も限界があるから求められすぎるのも辛いって思う」

「ええ?そんな経験があったの?」

としことのことを話そうと思った。