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てっしゅう
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novelistID. 29231
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「SNSの恋 としこ」 第三話

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国道23号線沿いにはたくさんのラブホテルがある。どこに入るかはより取り見取りだが、残念ながらそう言う場所への知識は乏しい。
ここでいいかどうしようと迷っているうちに愛知県まで来てしまった。

「ねえ?どうして入らないの?」

「違うんだよ。どこがいいか迷っているうちに通り過ぎてしまう」

「どこでもいいよ。気を使ってくれなくてもそういう場所だったらどこだってかまわない」

「うん、じゃあ次に見えてきたところに入るよ」

名古屋港に近づいた辺りにそびえ立つお城のようなホテルを見つけて車を入れた。
迷ったことが良かったのか、偶然なのか素晴らしいムードのある部屋にとしこは喜んでいた。

「すっごく素敵な部屋ね。ひょっとして知っていたんじゃないの?わざと迷った振りしたとかない?」

「疑い深いんだね。そんな演技するわけないよ」

「なら、いいけど。先にお風呂入るよね?」

「ああ、一緒に入ろう」

バスタブがいっぱいになって湯が止まった。
備え付けの入浴剤を入れて緑色に変わった浴槽に二人は入った。
抱き合うようにしてキスをしながら指先はお互いの敏感なところをまさぐっている。

早々に浴槽を出てバスタオル一枚でベッドに寝てとしこを待った。
上げていた髪を下ろして、タオルを巻いた姿で隣に横たわると小声で囁いた。

「私、子供出来ないから、付けなくていいよ」

「うん」

前に感じるようになったと話していたようにとしこは始まってすぐに声を出し始めた。
敏感な部分に指が触れるだけで声が大きくなる。
指を入れるとそれを愉しむように腰を浮かせて押し付けるようにした。
断続的に大きな声を出し始めて直ぐに、「出ちゃう!」と言うや否や、大量のしぶきを放出し始めた。

シーツと入れていた指はもちろん、腕までびっしょりと濡れていた。

「すごいね、としこは」

「あ~ん、恥ずかしいけどたくさん出ちゃう」

「こうすればもっと出るのかな?」

中の少し膨らんでいるところをさらに擦りつけるように刺激すると、悲鳴のような声をあげ断続的にしぶきを飛ばしながら、やがておとなしくなった。

「どうしたの?」

「イッ・・・た」

「じゃあ入れるよ」

「うん」