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てっしゅう
てっしゅう
novelistID. 29231
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「SNSの恋 マリエ」 第三話

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「男はそれが目的で女に近づくからなあ~お互いに求め合っているならそれもいいけど、どちらかが気持ちでも付き合いたいと願うと不幸になるね」

「じゃあ、てっしゅうさんは私とはどう思っているの?」

「うん、身体より気持ちかな」

「それって抱きたいと思わないと言っているのと同じだよ」

「違うよ。どちらかを選べと言われたら心だということが言いたいんだよ」

「私は抱いてくれないのなら男の人と付き合いたいとは思わないわ。決心して泊まるって思ったのに何も無しじゃイヤ」

「ちょっと飲みすぎているんじゃないの?女の子がそういうこと言うもんじゃないよ」

「だって黙っていたら何もしないで済まそうと思っていたでしょう?」

「もうわかったから、部屋に戻ろう。やっぱり飲みすぎだよ」

勘定を払って部屋に戻るとマリエはベッドに座って服を脱ぎ始めた。
直ぐに布団を掛けてそこで下着を脱いだ。枕の下に赤いショーツとブラを潜り込ませ、むこう向きに横になっていた。

トイレに入って用を足して、顔を洗って歯磨きして出てくると寝息が聞こえていた。
やはり飲み過ぎで睡魔に勝てなかったのだろう。
そっと起こさないようにして隣で反対向きになって眠りに就いた。

翌朝目を覚ますとマリエは待っていたようにボクの大切なところを握って、すっと起き上がり顔を近づけて口に含んだ。男性の朝は元気だ。すぐに準備完了になって上からまたいで挿入した。
その素早い行為にあっけにとられているうち、隣の部屋に聞こえるのではないかと思えるぐらいの大きなよがり声を発し始めた。

「あ~まだ出さないでね・・・感じる・・・」

こんな明るいところで、そして緩いマリエの中ではイケる気がしないと思いながらしばらく下から眺めていた。
時々目を開けながら視線を合わせて何か言いたそうにしていたが、訳の分からない言葉だけ言いながらやがて動きを止めた。

「ねえ、感じなかったの?」

「そうでもないよ」

「じゃあ、出して」

「うん、でもいいよ。マリエが良ければいいから」

「そんなのイヤ。口でしてあげるから出してくれていいよ」

そういうと再び口に含んだ。
慣れているのだろう。とても上手に刺激してくれた。
溜まっていた全部を放出してマリエは飲み込んだ。
結婚してから妻以外の女性と初めてセックスを経験した。
こんな形でもなんだかうれしく感じるのは男の性なんだろう。