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てっしゅう
てっしゅう
novelistID. 29231
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「SNSの恋 りな」 第三話

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「右の子だよ。左の子の方が可愛いけどその子は彼とラブラブらしいからダメって言ってた」

「ええ?独身なの?」

「彼女は結婚してるよ。友達の方が独身。なんでもモテるから彼が出来てはラブラブ、直ぐに別れてまた出来てラブラブという感じらしい」

「そうなんだ。でもこんな可愛くて若い彼女を抱いているだなんてなんか悔しいなあ~」

「まあまあ、そう言わないで。今日はてっしゅうさんはりなちゃんと寝たら?彼女きっと許すと思うけど。ボクはそういう訳で今回は降りるから」

「どうやって一緒に寝るっていうの?ボクにはまさとさんと二人きりが嫌だから来てと誘われているのに」

「一人で寝ている部屋に忍びこめばいいんだよ。酔っているし、嫌がる仕草するかも知れないけど、大丈夫って思う」

「なるほど・・・やってみるか」

ボクはまさとの満面の笑顔に勇気をもらった。
お風呂から出てきて恥ずかしそうにりなは寝る部屋へと居間に居たボクとまさとにおやすみと言って入っていった。
まさとに促されながらりなの寝ている部屋のふすまを開けた。

「ちょっといい?」

「ええ?話があったの?」

「うん、話と言うか、一緒に居たいなあ~って思って」

「すっぴんだから恥ずかしいわ。話するなら化粧するから居間で待ってて」

「まさとさんはもう寝たよ」

「そう。ここでもいいけど何だか恥ずかしい」

「りなさんはボクのことどう思っているの?」

「どうって、いい人だなあ~って感じている。じゃあ、私のことは正直にどう思ってるの?」

「写真見せてくれた時の印象とは少し違って若いって感じてる。それに可愛いよ」

「上手ね、みんなにそう言っているんじゃないの?」

「そんなこと言うなよ。りなさんのこと好きに思ってなかったらここには来ないよ」

「私も好きよ。でもまさとくんも好きなの。変?」

「変じゃないよ。まさとさんはりなさんのことどう思っているんだろう」