「SNSの恋 りな」 第二話
まさとには九州に実家があって単身赴任していると聞いていた。なんでも奥さんとは家庭内別居になっていて、もう数か月顔も見ていないとか。
子供たちは独立しているから双方の親に気を使うぐらいの会話はあるのだろう。
食事の時にりなは酒好きなのかかなり飲んでいた。二人の男性が居るというのに気を許していたのだ。
男はみんなオオカミなのに・・・だ。
ひょっとしてなんだかんだ言っても何かを期待してのお泊りだったのではないかと勘ぐり始めていた。
まさとは下戸でアルコールは飲まなかった。ボクは付き合う程度にビールを飲んでいたが、かなり飲んでいるにも関わらずしっかりとして話すりなに少し驚かされてもいた。
「りなさんはお酒が強いんだね」
「うん、父も強いので引き継いだのかもしれない。てっしゅうさんももっと飲んでよ。まさとくんは飲めないからつまんない」
「体質だから仕方ないよ。あまり飲むと二日酔いしちゃうからそろそろやめたら?そうだよね、まさとさん?」
「ボクもそう思うよ。そろそろ飲むのをやめよう。コーヒー作るからボクたちは飲んで買ってきたケーキを食べることにする。甘いもの大丈夫いだよね?てっしゅうさん?」
「いいですね。りなさんも食べない?」
「女の子みたいじゃないの。私はコーヒーだけでいいわ」
テーブルを片付けて、コーヒーを飲んで話すようになった。
りなは自分のことを聞かれてもいないのに話し始めていた。
「私ね、初めてきらくらぶに来たのは地元のカラオケの仲間の男性に教えてもらったからなの。彼は今付き合っている彼女をそこで見つけたから、私に彼が見つけられるかも知れないよって言ってくれたの。てっしゅうさんは何故入ったの?」
「ボクはネットの検索から見つけて面白そうだから入会した。不倫の日記を書いていた男性のコミュへ入ったことがりなさんとの出会いにもなったしね。まさとさんはどうして入ったの?」
「う~ん、出会いを求めてかな。ボクも初めの頃そのコミュに入っていたんだけど、変な奴に絡まれて喧嘩して辞めたんだよ。管理人のそいつに双方退会させられた。その前にりなちゃんとは知り合っていて、電話番号を交換した。そのせいで退会させられたけど、違う名前で復帰した」
「まさとくんは強制退会させられてもいいからって番号教えてくれたわよね。ちょっと嬉しかった。北海道と大阪じゃ離れすぎていてお付き合いするという訳にはゆかなかったのよね」
子供たちは独立しているから双方の親に気を使うぐらいの会話はあるのだろう。
食事の時にりなは酒好きなのかかなり飲んでいた。二人の男性が居るというのに気を許していたのだ。
男はみんなオオカミなのに・・・だ。
ひょっとしてなんだかんだ言っても何かを期待してのお泊りだったのではないかと勘ぐり始めていた。
まさとは下戸でアルコールは飲まなかった。ボクは付き合う程度にビールを飲んでいたが、かなり飲んでいるにも関わらずしっかりとして話すりなに少し驚かされてもいた。
「りなさんはお酒が強いんだね」
「うん、父も強いので引き継いだのかもしれない。てっしゅうさんももっと飲んでよ。まさとくんは飲めないからつまんない」
「体質だから仕方ないよ。あまり飲むと二日酔いしちゃうからそろそろやめたら?そうだよね、まさとさん?」
「ボクもそう思うよ。そろそろ飲むのをやめよう。コーヒー作るからボクたちは飲んで買ってきたケーキを食べることにする。甘いもの大丈夫いだよね?てっしゅうさん?」
「いいですね。りなさんも食べない?」
「女の子みたいじゃないの。私はコーヒーだけでいいわ」
テーブルを片付けて、コーヒーを飲んで話すようになった。
りなは自分のことを聞かれてもいないのに話し始めていた。
「私ね、初めてきらくらぶに来たのは地元のカラオケの仲間の男性に教えてもらったからなの。彼は今付き合っている彼女をそこで見つけたから、私に彼が見つけられるかも知れないよって言ってくれたの。てっしゅうさんは何故入ったの?」
「ボクはネットの検索から見つけて面白そうだから入会した。不倫の日記を書いていた男性のコミュへ入ったことがりなさんとの出会いにもなったしね。まさとさんはどうして入ったの?」
「う~ん、出会いを求めてかな。ボクも初めの頃そのコミュに入っていたんだけど、変な奴に絡まれて喧嘩して辞めたんだよ。管理人のそいつに双方退会させられた。その前にりなちゃんとは知り合っていて、電話番号を交換した。そのせいで退会させられたけど、違う名前で復帰した」
「まさとくんは強制退会させられてもいいからって番号教えてくれたわよね。ちょっと嬉しかった。北海道と大阪じゃ離れすぎていてお付き合いするという訳にはゆかなかったのよね」
作品名:「SNSの恋 りな」 第二話 作家名:てっしゅう