千葉ジャガーの逆襲!!
そんな実力はないが人気だけはある橘に対し凄まじい程に嫉妬を抱いたのはいうまでもなく森雲であった。
ドラフト順位は下でも、出てくるのは自分の方が早かったし、通用したのも自分だった。しかし人気だけはついて来なかった。特に女子人気だけは。
理由は一つ。
顏だ。
森雲は橘に嫉妬した。
しまくった。
そこからの森雲の成長は凄まじく瞬く間にチームのエースへと成長したのだが、また一人森雲が嫉妬の眼差しを向ける選手がルーキーとして入団して来ようなどとはまだ知るよしもなかった。
作品名:千葉ジャガーの逆襲!! 作家名:本宮麗果