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てっしゅう
てっしゅう
novelistID. 29231
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「恋愛病院 不倫病棟パート2」 第七話

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心と身体の悩みは深刻だ。

「次の方、お入りください」
早奈枝の声に続いて細身の元気のない男性が診察室に入ってきた。

「鉄男です。初めにお名前と年齢を聞かせてください」

「はい、名前は遠藤と言います。年齢は29歳です」

「では、遠藤さん、どうされましたか?お元気が無いように見受けられますが?」

「ええ、実は、出来なくなってしまったんです」

「セックスがという事ですか?お若いのに勃起しないというお悩みですか?」

「そうなんです。急になんです。自分ではずっとしていたのに彼女にあることを言われてショックで、それから出来なくなってしまいました」

「身体的な事で不満を言われたのですか?」

「いえ、違うんです。彼女は年上でバツイチなんです。前の旦那と比べられてショックだったんです」

「なるほど。しかし、彼女さんも年齢が下のあなたにそんなことを言うだなんて酷いですね。男女は気持ちが一番大切なつながりだと考えるので、配慮が必要でしたね」

「ボクも自分勝手にエッチをしていたとは思いますが、彼女のことは好きで結婚してもいいと思っていたんです。でも、ずっとこれじゃ欲求不満になるから付き合えないって言うんです。女性にとって感じるという事はそれほど大きいのでしょうか?」

「人によると思いますが、彼女さんは上手なご主人と別れて寂しく感じていたから、余計にあなたに期待してそんな風に感じられてしまったのでしょうね。もう彼女さんとは付き合いたくないと思われていますか?」

「いえ、今でも好きです。彼女は美人だし、そう言うこと以外は家庭的で料理も上手なんです。経済的な理由で離婚したと言っていましたから、それなら結婚して助けてあげたいと付き合いを始めました」

「遠藤さんは優しい方ですね。彼女さんはそのことに気付くべきです。一度ご一緒に来院なさって下さい。わたくしがお話して差し上げますから」

「本当ですか?じゃあ、誘ってみます」

数日後に彼女と一緒に遠藤はやってきた。

鉄男の前に座っている遠藤の彼女は言っていたように美人で歳上とは思えない風貌をしていた。

「鉄男です。お呼び立てして申し訳ありませんでした。遠藤さんの悩み事の相談をお聞きしてぜひあなたにお会いしたいと思いました」

「先生、水穂と言います。よろしくお願いします」