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CROSS 第3話 『反逆者との交戦』

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第4章 対モビルスーツ戦



「やっぱり降伏させるのは無理だったな」
 少佐がのんきにコーラを飲みながら言った。
「なんか嫌な予感がするのですが……」
椿が落ち着かない様子で、自分のポジションに立っていた。

「少佐! 敵艦からモビルスーツが出てきました!」
佐世保が、目の前の小型モニターを見ながら言った。
「何? あの艦にモビルスーツなんて配備されていたか?」
「ステーションに配備されていたモビルスーツのようです。
 標準的なジムが2機、改造が施されたジムが1機、こっち
 に接近してきます。専用の武器を装備しています」
「椿、かまわんから撃墜しろ! 動きが早いから気をつけろ
 。 こっちは近距離戦は不利だ。近づかせるな!」
「了解!」
少佐の目の前にある大きなモニター画面には、特務艦に接近
してくる3機のモビルスーツが映っている。

 その3機のモビルスーツに、特務艦からのレーザーが降り
注ぐ……。 改造ジムと標準ジムは、うまくそれを避けたが
、もう1機の標準ジムはレーザーが直撃し、爆発炎上した。
 うまくレーザーを避けた2機のモビルスーツは、特務艦の
すぐ近くのレーザーの死角の部分で一旦停止した。そして、
その2機は、持っていたモビルスーツ用の大型レーザーライ
フルで、特務艦に攻撃した。だが、シールドのおかげで、艦
体にダメージは食らわなかった。しかし、シールドはいつま
でも持たない。攻撃を防ぐたびに、シールドのエネルギーが
減少する。

『シールド、急激に低下しています。現在、51%です』
コンピューターが、あいからわず淡々と告げる。
「椿! 小型連射砲で対処しろ!」
 艦が揺れ続けるなか、少佐が怒鳴った。
「了解!」