小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

夜はふけて

INDEX|2ページ/2ページ|

前のページ
 


嫌われてもいい、あのね。

自然とあなたを好きになったのに、時間が経つごとに減っていって。
あなたが騒げば騒ぐほど、私はため息。
「あぁ、やっぱこの人じゃなかったんだ」


いいの、あなたが好きなようにやっててよ。
あたしも、脇道にそれてから、あなたの屋根の下で眠るから。
ちょっと汗臭い、皮膚の温度があなたらしい。

気付けば、1時間何千円で生きていて、18時にはあなたの下へ帰ってる。
つまらないことだけど、いつものキスが、近頃ひんやり。

ねぇ、近くて遠いあなたの耳。
眠りについたあなたの頬。
切なさは何もなくて、あのね、キス。

それでもあなたは眠ったまま。


生きてこう、生きてあなたを抱きしめていれば良かった。
自分の年齢が三日月に差し掛かる頃、多くのことを思い出すの。

しばらく、朝日をあなたと見たことがなかったね。


おはよう、おやすみ、
好きだよ、、好きで、、、ごめん。

出てくね。
作品名:夜はふけて 作家名:get紂