夜はふけて
嫌われてもいい、あのね。
自然とあなたを好きになったのに、時間が経つごとに減っていって。
あなたが騒げば騒ぐほど、私はため息。
「あぁ、やっぱこの人じゃなかったんだ」
いいの、あなたが好きなようにやっててよ。
あたしも、脇道にそれてから、あなたの屋根の下で眠るから。
ちょっと汗臭い、皮膚の温度があなたらしい。
気付けば、1時間何千円で生きていて、18時にはあなたの下へ帰ってる。
つまらないことだけど、いつものキスが、近頃ひんやり。
ねぇ、近くて遠いあなたの耳。
眠りについたあなたの頬。
切なさは何もなくて、あのね、キス。
それでもあなたは眠ったまま。
生きてこう、生きてあなたを抱きしめていれば良かった。
自分の年齢が三日月に差し掛かる頃、多くのことを思い出すの。
しばらく、朝日をあなたと見たことがなかったね。
おはよう、おやすみ、
好きだよ、、好きで、、、ごめん。
出てくね。