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てっしゅう
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novelistID. 29231
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「優しさの行方」 第八話

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「友幸さん昨日はごめんなさい。ちょっと来れない理由が出来たの。もうそういうことは無いから安心して。じゃあ、数えてね」

「うん、そうなんだ。大丈夫だよ。一、二、三」

一日出していなかった友幸は溜まっている感じが強く感じられていた。それは本当に溜まっていたんだと後から気付かされることになる。
霊媒師が作った聖水は精液をためるところをあっという間に満タンにしていたからだ。

「たまきちゃん、ボクは本当のことを言わなかったよ。キミを守りたかったんだ」

「うん、見てたよ。友幸さんって本当に男らしいわ。ますます大好き」

そう言うとすぐに抱き付いてきて、すでに大きくなったものを口に咥えた。
そして上になって腰を振ると我慢出来なくなったのだろう、体を入れ替えて強く突いて欲しいとねだった。

「友幸さん、来て、もっと強く来て・・・」

今夜はまだまだイカない自分が居た。たまきの中からたくさんの汁が出てシーツを濡らしていた。
これほど感じさせたのは今日が初めてかも知れない。
これも何かの巡り合わせだろう。終焉にふさわしいと言えばそうなる。悲しすぎると言えばそうともとれる。

「たまきちゃん、我慢出来ない。出るよ、たくさん出そう・・・」

「友幸さん、来てたくさん出して~」

いつもと違う感触に惑わされながら、我慢していた付け根の筋肉を緩めると大量の精液が二度三度、四度五度にわたって、たまきの中へ放出された。
その快感は忘れられないぐらいの強いもので放心状態になっていた。

その瞬間!

「ギャア~」

と大きな悲鳴が聞こえた。

「友幸!何をした!」

そう言った、たまきの姿は友幸が知っている二十歳の女性の姿ではなかった。